ブンデスリーガへの併合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 08:14 UTC 版)
「DDRオーバーリーガ」の記事における「ブンデスリーガへの併合」の解説
1989年11月、ベルリンの壁が崩壊した。東ドイツの崩壊と西ドイツへの合併が迫る中、東ドイツサッカー協会は解散し、北東ドイツサッカー協会(Nordostdeutsche Fußballverband)へと再編された。そのため、1990年から91年にかけてのリーグ戦は、NOFVオーバーリーガ(NOFV-Oberliga)の名称で開催された。これが、事実上最後のDDRオーバーリーガである。最後の優勝は、1.FCディナモ・ドレスデンをおさえてハンザ・ロストックが手に入れた(下図参照)。最後のリーグ戦で、「ディナモ」のチームが優勝できなかったこと、中世ドイツを思い出させる「ハンザ」を冠したチームが優勝を手に入れたことは、東西ドイツの時代が終わったことを象徴していたのかもしれない。 NOFVオーバーリーガ結果表1990年/1991年 順位クラブ名試合数勝分負得失点差勝点1. Hansa Rostock 26 13 9 4 44:25 +19 35-17 2. Dynamo Dresden 26 12 8 6 48:28 +20 32-20 3. FC Rot-Weiß Erfurt 26 11 9 6 30:26 +4 31-21 4. Hallescher FC Chemie 26 10 9 7 40:31 +9 29-23 5. Chemnitzer FC 26 9 11 6 24:23 +1 29-23 6. FC Carl Zeiss Jena 26 12 4 10 41:36 +5 28-24 7. 1. FC Lokomotive Leipzig 26 10 8 8 37:33 +4 28-24 8. BSV Stahl Brandenburg 26 9 9 8 34:31 +3 27-25 9. Eisenhüttenstädter FC Stahl 26 7 12 7 29:25 +4 26-26 10. 1. FC Magdeburg 26 9 8 9 34:32 +2 26-26 11. FC Berlin 26 7 8 11 25:39 -14 22-30 12. FC Sachsen Leipzig 26 6 10 10 23:38 -15 22-30 13. FC Energie Cottbus 26 3 10 13 21:38 -17 16-36 14. Viktoria Frankfurt/Oder 26 4 5 17 29:54 -25 13-39
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