ブラックベリー方面作戦とは? わかりやすく解説

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ブラックベリー方面作戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 05:43 UTC 版)

チャールズ・スコット (州知事)」の記事における「ブラックベリー方面作戦」の解説

ワシントンスコットに、1791年半ば予備的な襲撃何度繰り返して敵を引きつけその間セントクレア侵略本隊まとめ上げるという命令出したアイザック・シェルビーとベンジャミン・ローガンの2人ともこの作戦指揮することを期待していたが、どちらも人の下に付くことを受け入れなかった。それでもシェルビー作戦指示し逆にローガン積極的に反対した。1791年5月15日スコット志願兵フランクフォートに集まるよう令状発行したケンタッキー人は全民兵参加による作戦という考え前向きに反応し852名が志願してきたが、スコット750名のみを率いていくことが認められていた。その志願兵中にはジョン・ブラウン上院議員入っていた。北西部領土におけるマイアミ族向けた外交任務行方を知るために少し遅れた後、スコット隊は5月24日ワシントン砦を進発した。オハイオ川渡り現在のインディアナ州ラファイエットがある場所近く、マイアミキカプーウィー、ポタワトミの各部族集落固まっている地域向かった8日の間、岩の多い地形をぬけていき、度々の豪雨びしょぬれになった。その厳しい条件民兵隊の物資損なわれたので、地域自生しているブラックベリー集めて凌ぐことになったこのため遠征は「ブラックベリー方面作戦」という渾名付けられることになった6月1日ウィー族のウィアトノン集落近く開けた草原到達し、そこで敵の斥候発見されたので、村人反応する前に攻撃するために急いだ本隊到着したとき、住人カヌーウォバッシュ川大急ぎ渡って逃げているところだった。川向こうキカプー族集落から支援のための煙幕張られスコット隊が攻撃する前にインディアン逃げ延びた。川が広くてスコット隊のいる位置からは歩いては渉れなかったために、ジェイムズ・ウィルキンソン指揮分遣隊一方に、トマス・バービー指揮分遣隊他方派遣して川を渉れる場所を探させた。ウィルキンソン適当な所をつけられなかったが、戻る前にインディアン小部隊を見つけて殺害したバービー渡河できる場所を見つけ、スコット隊に戻る前に対岸インディアン対す短時間襲撃実行した翌朝スコット本隊近く集落作物燃やし一方ウィルキンソン指揮分遣隊はケツティッペカナンクの集落向かって出発した。この村の住人イール川を渡って逃げており、短時間効果も無い銃撃戦交わした後に焼きスコット隊に戻ったスコットはその公式報告書で、ケツティッペカナンク住人多くフランス系であり、デトロイトフランス系開拓地結びつきおそらくは頼っていると考えると記していた。 スコット隊は物資不足してきたので作戦切り上げることにした。その帰還中にホワイト川で2名の兵士溺れた。これがスコット隊で出た唯一の死者だった。他に5名が負傷した生還した作戦全体インディアン38人を殺し57人以上を捕虜にした。スコット公式報告書アーサー・セントクレア届けるために12名を先行させた。残りの者は6月15日スチューベン砦(現在のインディアナ州クラークスビル到着した翌日オハイオ川渡ってケンタッキー戻りルイビル除隊許可受け取った

※この「ブラックベリー方面作戦」の解説は、「チャールズ・スコット (州知事)」の解説の一部です。
「ブラックベリー方面作戦」を含む「チャールズ・スコット (州知事)」の記事については、「チャールズ・スコット (州知事)」の概要を参照ください。

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