【フルメタルジャケット弾】(ふるめたるじゃけっとだん)
Full Metal Jacket(フルメタルジャケット) (FMJ)
- 拳銃弾や小銃弾の一種で、弾体の鉛を銅など他の硬い金属でほぼ完全に覆った弾丸。
完全被甲弾。
鉛むき出しの弾(リード弾)は人体に当たると体内で変形し、必要以上の深手を与えるといわれ、このためハーグ陸戦条約などで戦争での使用を禁じられている。
このことから、戦争ではフルメタルジャケット弾を通常弾として使用する。
それ以外にもフルメタルジャケット弾には貫通力を高めたり、銃腔が鉛で汚れるのを防いだりする効果がある。
関連:徹甲弾 拳銃弾 小銃弾
- 1987年に製作された、ベトナム戦争を題材にした映画「フルメタル・ジャケット」。
監督は、「2001年宇宙の旅」を製作したスタンリー・キューブリックである。
この映画の最大の見所といえば、アメリカ海兵隊新兵訓練施設の鬼教官・ハートマン軍曹であろう。
新兵(うじ虫ども)に罵声を飛ばし、徹底的にしごきあげ殺人機械に変化してゆく様が描かれている。
殺人機械になり損ね精神が崩壊した新兵“ほほえみデブ”が「Full metal jacket...」と呟き前半の衝撃的なクライマックスを迎える。
フルメタルジャケット弾(full metal jacket/被覆鋼弾、完全被甲弾)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:16 UTC 版)
「弾丸」の記事における「フルメタルジャケット弾(full metal jacket/被覆鋼弾、完全被甲弾)」の解説
貫通性が高い通常の弾丸。弾芯が金属(メタル)の覆い(ジャケット)で覆われているメタルジャケット弾の一つ。ボール(Ball)とも呼ばれる。
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