ビッグ‐エンディアン【big endian】
ビッグエンディアン
ビッグエンディアンとは、複数バイトのデータをバイト列として扱う場合に、小さなアドレスから上位のバイトを対応付けることである。
ビッグエンディアンは、メモリの下位アドレスから、例えば、2バイトの16進データが12、34の順で格納されている場合に1ワードで扱う時には1234となる。
ビッグエンディアンに対して、大きなアドレスから上位バイトを対応付けることをリトルエンディアンという。
MC68000はビッグエンディアンのプロセッサであり、8086系はリトルエンディアンである。また、ARMはどちらのエンディアンでも使える。
ビッグエンディアンが初めて使われたのは、『Computer』誌1981年10月号に記載されたDanny CohenのOn Holy Wars and a Plea for Peaceとされており、『ガリバー旅行記』の卵を大小どちらの端から割るかの流派の聖戦になぞらえている。
参照リンク
On Holy Wars and a Plea for Peace (PDF) - (英文)
エンディアン
ビッグエンディアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 22:49 UTC 版)
8ビットで1ずつアドレスが増加する場合 アドレス増加 → … 0A 0B 0C 0D … 例では最上位バイト (MSB) は 0A となり、メモリ上では一番低いアドレスに保存され、次のバイト 0B は続いて格納される。これは16進で左から右に読むのに似ている。 16ビットで1ずつアドレスが増加する場合 アドレス増加 → … 0A0B 0C0D … 最上位に 0A0B が保存され、続いて 0C0D が保存される。
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