ハッシュ法とは? わかりやすく解説

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ハッシュ法

読み方ハッシュほう
【英】hashing

ハッシュ法とは、検索手法一つで、対象データ数値化して、その数値が示す場所にデータ保持することで、データ検索容易にすることである。

データ存在するかは、ハッシュ値求めて該当位置データ登録されているかで判定できるハッシュ値は、ハッシュ関数求められる

ハッシュ法は、辞書データに対して高速検索できる特徴があり、実用的高速検索手法としてよく使用される

ハッシュ法で注意する点は、異なデータハッシュ値一致する衝突と言われる可能性である。衝突発生した場合対処はいくつの手法があり、対象データにも依存するため、状況に応じて採用される

ハッシュ関数は、算出が容易でハッシュ値衝突起きにくい関数が好ましい。ハッシュ関数には決定的なものはないが、文字列用いられるハッシュ関数の例としては、文字数値見なして各文字係数をかけて加算していくものがある。

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ハッシュ法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/22 02:07 UTC 版)

ハッシュライフ」の記事における「ハッシュ法」の解説

四分木明らかに他の単純なデータ構造例えば、ビット行列)よりも、ライフゲーム計算のために必要なデータ処理量は局所的には多いが、様々な最適化が可能である。名前が示す通り内容同一なノード共有するためにハッシュテーブル使われる。木の中の多くのサブパターンは互いに同一であることが多い。例えばあるパターンは同じ宇宙船コピー多く含んでいるかもしれないし、何もない領域がただ広く集まっているということすらある。これらのサブパターンのコピーについて、同じパターンであればキーとして使用するハッシュ値同一となるようにハッシュ関数設計しハッシュテーブル利用するのであるまた、コピーごとに計算する他のライフゲーム計算アルゴリズムとは違い、同じサブパターンについては一度だけ計算すれば良いようにできる(前述のように、それが表現している盤面全体について、その未来メモ化することはできないが)。 このことは計算機資源大幅な節約につながる。例えば、ブリーダーやスペースフィラーは二次的に生きているセル増加するquadratic growthパターンだが、ハッシュライフを使うことで対数空間と時間計算することができる。

※この「ハッシュ法」の解説は、「ハッシュライフ」の解説の一部です。
「ハッシュ法」を含む「ハッシュライフ」の記事については、「ハッシュライフ」の概要を参照ください。

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