ドットコムバブル以後(2002年 - 2007年)
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「Yahoo!」の記事における「ドットコムバブル以後(2002年 - 2007年)」の解説
2002年6月3日には、SBCとプロバイダ事業を共同で開始し、2003年1月には、BT Openworld(ビー・ティー・オープンワールド)との提携関係を結んだ。2005年8月23日には、ベライゾン・コミュニケーションズ社とDSLサービスを開始している。 2002年後半になると、ほかの検索エンジンの買収を開始し、2002年の12月にインクトミ社を、2003年1月にはオーバーチュアとその子会社のアルタビスタ、オールザウェブを買収している。2004年2月18日にはGoogleの検索エンジンの利用をやめ、自社の検索エンジンの利用を開始している。 2004年4月に始まったGoogle社のメールサービスGmail(ジー・メール)に対抗して、Yahoo!はメールサービスの増強を図った。通常の利用分は100MBに、Yahoo! Mail Plus(ヤフー・メール・プラス)では、1GBの容量になった。2004年6月9日、電子メールプロバイダのOddspot(オッド・スポット)を買収し、Ajaxインターフェイスの搭載を行った。また、グーグル社のGoogle Talk(グーグル・トーク)に対抗して、2005年10月13日には、Yahoo!とマイクロソフトが、それぞれのメッセンジャーに互換性を持たせることを発表している。 その後も買収を続け、特にWeb 2.0(ウェブ 2.0)関係のサービスの強化を図っている。2005年2月9日には音楽関連のサービスYahoo! Music(ヤフー・ミュージック)を開始し、3月20日には、写真共有サービスのFlickr(フリッカー)を買収している。同じく3月には、Yahoo! 360°(ヤフー 360°)というブログ、SNSサービスを開始している。同年6月にはblo.gsというRSSサービスの会社を、10月4日にはカレンダー共有サービスのUpcoming.orgを、12月9日にはソーシャルブックマークのdel.icio.us(デリシャス)を、2006年1月9日にプレイリスト共有コミュニティのwebjay(ウェブジェイ)をそれぞれ買収している。 2007年8月27日に、Yahoo!はYahoo! Mail(ヤフー・メール) の新バージョンをリリースする。新バージョンには新しい機能( Windows Live Messenger(ウィンドウズ・ライブ・メッセンジャー)の利用者にもインスタントメッセージが送れるようになるなど)が追加され、またコンピューターから携帯電話にテキスト形式のメッセージをインド、カナダ、フィリピン、米国の携帯電話に無料で送信できるようになった(受信は無料でない)。
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