トラント・クラーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:34 UTC 版)
「新機動戦記ガンダムWの登場人物」の記事における「トラント・クラーク」の解説
Trant Clark 声 - 中博史 ツバロフ(OZ財団派)配下の技術士官。「特尉」と呼ばれているが正確な階級は不明。鹵獲されたウイングガンダムゼロの機体の特殊性に興味を持ち、任務を無視して独断で研究を始める。それを知り、憤慨したツバロフが差し向けたOZの追撃部隊に対しウイングゼロに搭乗して応戦するが、最終的にゼロシステムに取り込まれてしまった。ガンダムデスサイズヘルの攻撃でウイングゼロごと飛ばされた後、どうなったのかは不明。漫画版ではヒルデの幼馴染として登場し、肉体に過度の負荷を与えるゼロシステムに心身共に破壊されながらもシステムへの執着を深めていった。ヒルデ曰く「昔はとても優しかった」のこと。最終的にはゼロシステムに耐えきれず死亡した(トラントの死を知ったデュオは涙を流した)。 『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』では、オペレーション・デイブレイクの際のバルジ攻略に参加。その後は部下となったヒルデ・シュバイカーと共に鹵獲されたプロトゼロとヒイロ、カトルの身柄を拘束。ツバロフの意向を無視してゼロシステムの究明にのめり込んだ。その後、80%の完成度であったガンダムデスサイズヘルにプロトゼロで交戦を挑むが、この頃にはゼロシステムで敗北のビジョンを見せ続けられた影響からか既に精神不安定になりつつあり、最後にはデュオを助けようとしたヒルデの攻撃でプロトゼロは戦闘不能に追い込まれる。しかし、自分の敗北を認めたくないと絶叫しながら自爆スイッチを押してしまう。最期には狂気の笑いを上げながらプロトゼロの爆炎に消し飛ばされた。 ヒイロの義父であるセイス・クラークは実兄(そのためヒイロにとっては義理の叔父にあたる)。 名前の由来はフランス語の「30 (trente トラント)」。 目次へ移動する
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