トプコン
トプコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 02:39 UTC 版)
「ライカマウントレンズの一覧」の記事における「トプコン」の解説
レオタックス用に東京光学(現トプコン)が製造したレンズ。ブランドは最初期「ステート」を使用している。 ステート5cmF3.5 その後4枚以上構成の高級品が「シムラー」(Simlar )で3枚構成の普及品は「トーコー」(Toko )に変更された。 シムラー5cmF1.5(1940年特許公開、1950年発売) - 富田良次が前群ゾナー型と後群ガウス型を組み合わせて設計した4群7枚構成。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。最短撮影距離3.3ft。 C.シムラー5cmF3.5/50mmF3.5 - エルマー型の3群4枚。アタッチメントはφ36mmカブセ。シムラー5cmF3.5にコーティングを施したもの。沈胴式。 シムラー5cmF3.5 - エルマー型の3群4枚。アタッチメントはφ36mmカブセ。沈胴式。 1954年に「トプコール」(Topcor )に統一された。 トプコール3.5cmF2.8(1956年12月発売) - オルソメター型の4群6枚。最短撮影距離3.3ft。アタッチメントは外側φ40.5mmねじ込み、内側φ34mmねじ込み。専用ファインダー「トプコ・ブリリアントファインダー」は等倍で直径が50mm程もある。 トプコール50mmF1.4 - 試作のみ。最短撮影距離1m。アタッチメントはφ46mmねじ込み。 トプコール5cmF1.5 - 4群7枚。最短撮影距離1m。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。 トプコールS5cmF1.8 - 4群6枚。最短撮影距離1m。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。 トプコールS5cmF2後期型 - 社内呼称「41B」。トプコールS5cmF1.8と同じアルミ鏡胴になった。それまでのトプコールS5cmF2から光学系も変更されている トプコールS5cmF2中期型 - 4群6枚。白鏡胴、黒絞りリング。 トプコールS5cmF2前期型 - 4群6枚。最短撮影距離3.3ft。白鏡胴。設計を一新し、空気レンズは廃されている。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。 トプコール5cmF2 - 丸山修二が設計しトプコン35Sに装着されていたトプコール44mmF2を大沢秀夫が発展させた5群6枚。後群で空気レンズを用いている。社内呼称は「13B」。最短撮影距離3.3ft。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。 トプコール5cmF2.8 - ヘリアー型の3群5枚。設計者は霧島正。アタッチメントはφ34mmねじ込み。最短撮影距離3.3ft。 トプコール5cmF3.5後期型 - 光学系を一新し、エルマー型からテッサー型の3群4枚構成に変更したもの。社内呼称は「19B」。沈胴式。アタッチメントはφ34mmねじ込み。絞りが1/3EV刻み。鏡胴はアルコアのアルミ合金製になっている。前期型と同様にレオタックスK用の固定鏡胴のタイプも作られた。 トプコール5cmF3.5前期型 - シムラーのネームを変更したもの。エルマー型の3群4枚で鏡胴は珍胴式。アタッチメントはφ36mmカブセ。同じ光学系でレオタックスK用の固定鏡胴式のタイプもあり、区別する意味で「K型」とも呼ばれるが、レンズ本体にKの文字はない。。 トプコール9cmF3.5 - 3群3枚。アタッチメントはφ34mmねじ込み。最短撮影距離3.3ft。 トプコール13.5cmF3.5 - 3群4枚。アタッチメントはφ46mmねじ込み。最短撮影距離5ft。
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