チップセットについて
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PC-FXのチップセットはPCエンジンと同様のハドソン製HuC62シリーズに加え、拡大・縮小・回転・セロハン(半透明)機能のある4枚のバックグラウンドが追加されている。動画再生機能としてMotion JPEGデコーダ(HuC6271)を搭載しており、動画ではなく一枚絵としてゲームの背景に使用することも可能。 一時期ポリゴン処理能力を持たせるという話題があったが、PC-FX自体には搭載されなかった。これには2つの説がある。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}元々はハドソン社によって開発されていた次世代ゲーム機のためのチップセット(コード名「TETSUJIN」)を搭載する予定であったが、そのうちの3D用表示用チップ・HuC6273(クボタコンプスとの共同開発のグラフィックチップ)の開発がPC-FX製品化に間に合わなかったということになっている[要出典]。 PCエンジンに詳しいゲーム開発者・ゲームライターの岩崎啓眞は上記の説を否定しており、「PC-FXは3Dを前提として開発していたがチップが間に合わなかった」のではなく、「PC-FXの開発陣は当時のアーケードにおける熾烈な3D競争を知らず、2D路線で成功していたPCエンジンの延長としてPC-FXをとらえていたため、3DO・サターンと『2D戦争をやる』なら、PC-FXは致命的な性能のマシンではないが、そもそも3Dについてほとんど考えておらず、プレイステーションが出てきてあわてて3D用のチップの開発を始めた」と説明している。 HuC6273は1995年に発売されたPC-9800シリーズ用及びPC/AT互換機用ゲームアクセラレータボード・PC-FXGAに搭載され、『んーにゅー』(1996年7月発売・NECホームエレクトロニクス、市販された唯一のFXGA用ゲームソフト)と共に発売された。なお当初計画・予告されていたPCIバス対応版のPC-FXGA/PCIは製品化されずに終わっている。
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チップセットについて
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「ATI Technologies」の記事における「チップセットについて」の解説
ATiには、過去に買収した旧ArtXがALiと共同開発したALADDiN7というグラフィック統合チップセットがあったが、Radeonグラフィック製品の成功以降、グラフィック機能内蔵のチップセットの開発も行っている。RADEON IGP/XPRESSシリーズはPCベンダーにも広く採用された。しかし、ATI Technologies社時代に発表した製品は、サウスブリッジに問題を抱えている事が多く、過去にはVIAやULi(現・NVIDIA)のサウスブリッジで代用するマザーボードベンダーも多かった。 AMDとの合併によりATiチームの開発するチップセットはAMDプラットフォームの純正チップセットという位置づけとなり、インテルプラットフォーム向けの製品開発は終了した。
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