ダービートライアル・重賞挑戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 07:47 UTC 版)
「マルターズアポジー」の記事における「ダービートライアル・重賞挑戦」の解説
5月9日、1着馬に東京優駿(日本ダービー)の優先出走権が付与されるトライアル競走のプリンシパルステークスに村田一誠に乗り替わって出走、初の東京競馬場で18番枠の大外枠で単勝7番人気の支持を受けた。管理する堀井雅広調教師が「ハナに行った方が持ち味が生きるし、マイルでもハナに行くだけのスピードがあるからね。ラッキーボーイになりたい」とレース前に言及した通りに、大外枠ながらハナを奪って、大逃げを選択。しかし、マルターズアポジーだけが、唯一ハイペースの通過で、後続の他の馬はマイペースでの通過となった。そのため、最終コーナーで失速し、先頭を後続に明け渡し後退し、最終的に優勝したアンビシャスに4.2秒離された17着に終わった。 7月5日 第64回ラジオNIKKEI賞(GIII)着順馬名性齢タイム上り騎手斤量人気1 アンビシャス 牡3 1:46.4 34.3 C.ルメール 56.5 1 2 ミュゼゴースト 牡3 3馬身1/2 35.4 柴田善臣 55 4 3 マルターズアポジー 牡3 3/4馬身 35.8 武士沢友治 53 12 7月5日、2勝目を挙げた福島競馬場で2戦目(9着)以来となる武士沢友治を鞍上に迎えて、重賞初挑戦となるハンデキャップ競走、ラジオNIKKEI賞(GIII)に出走、負担重量(斤量)53キログラムの軽いハンデを設定され、単勝オッズ40.8倍の12番人気の評価で、一方前走プリンシパルステークスで勝利したアンビシャスが2400メートルの距離を理由に、東京優駿(日本ダービー)を回避し、ラジオNIKKEI賞に参戦し、負担重量56.5キログラムのトップハンデで、単勝オッズ2.8倍の1番人気に支持された。レースでは、ハナを奪いペースを落とさずに進めたが、最終コーナーで、外からアンビシャスが手綱を持ったまま進出し、直線コースで差し切られた。その後、ミュゼゴーストにも追い抜かれたが逃げ粘り、4着のロジチャリスをクビ差退けて3着を確保した。騎乗した、武士沢は、レースについて、「逃げは作戦通りです。調教で状態のよさを感じていましたし、今日は自分のペースで行けて、道中も息が抜けました。テンションに難しいところがあるので、これからコントロールできればいいと思います」と振り返った。
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