ズイユウ【ズイユウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10883号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | アスパラガス | |
登録品種の名称及びその読み | ズイユウ よみ:ズイユウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 清野敦子、伊藤喜三男、永井信、吉川宏昭、小餅昭二、佐藤裕、田中征勝、室祟人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「瑞洋」の選抜系統を母系とし、北海道大学育成の「ZM-19」を父系とする交雑品種であり、草丈はやや長、若茎は緑色で細く、雄株の割合がかなり多い食用グリーン向きの品種である。草丈はやや長、茎の太さ、節間長及びぎ葉の密度は中である。若茎の太さは細、そろいはやや良、色は緑、アントシアニンの発現は少、茎数は多、頭部の形は2型、色は緑、開頭の早晩は早、りん片葉の色は緑、アントシアニンの発現はやや少、着生部の隆起は2型である。花被の色は白、脈の色は淡緑、雄花の長さ及び多少は中である。萌芽の早晩はかなり早、雄株の割合はかなり多である。「北海100」と比較して、若茎のアントシアニンの発現が少ないこと、雄株の割合が多いこと等で、「UC157」と比較して、若茎の開頭が早いこと、雄株の割合が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「瑞洋」の選抜系統を母系とし、北海道大学育成の「ZM-19」を父系とする交雑品種であり、昭和61年から出願者のほ場(北海道札幌市)において交配組合せ能力検定試験を実施し、平成5年から生産力検定試験及び系統適応性検定試験を行い、10年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。 |
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