スッポンタケとは? わかりやすく解説

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スッポンタケ

読み方:すっぽんたけ
別表記:鼈茸

スッポンタケ(鼈茸)はスッポンタケ科キノコの和名。学名Phallus impudicus英語名はstinkhorn。悪臭放ち勃起した男性器にそっくりな異様な外見呈することで知られる学名含まれる phallus男根の意であり、impudicus は「無恥」。英語名stinkhornは「悪臭放つ角」という意味の字面である。

スッポンタケは樹林竹林地上発生するいびつなのような形をした幼から柄が伸びて傘をつける。傘はおおっぴらに展開せず、男根亀頭に似る。さらに幼の形や位置大きさ睾丸に似る場合がある。

同じスッポンタケ科キノコである「タコスッポンタケ」は、複数本の赤黒い触手が膜を突き破って伸びてくるような、SFホラー映画さながらグロテスクな見た目成長することで知られている。しかも悪臭放つこのような生態ハエ胞子運ばせるために役立っているとされる

同じスッポンタケ科キノコとしては「キヌガサタケ」も含まれるキヌガサタケ成長すると「網」と呼ばれる網状レース状の構造形成する。この網は中国料理などにおいて高級食材として利用されてきた。スッポンタケはキヌガサタケのような網は形成しないが、食用は可能である。

すっぽん‐たけ【××茸】

読み方:すっぽんたけ

スッポンタケ科キノコ夏から秋山野地上生える。丸く卵大で、熟すと白い寒天質の殻を破って中空の柄が伸び、高さ1015センチになる。傘は釣り鐘状で表面暗緑色粘液があり、悪臭放つ


鼈茸

読み方:スッポンタケ(suppontake)

担子菌類のきのこ


スッポンタケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/26 07:35 UTC 版)

スッポンタケ(鼈茸)とは、スッポンタケ科スッポンタケ属の食用キノコ学名Phallus impudicus。英語名はstinkhorn。




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