三省堂 大辞林 |
ざらざら
物の表面が滑らかでないさま。手触りが粗くひっかかるさま。
「廊下が砂で―になる」「手が―に荒れる」
(1)砂・砂利・豆など粒状のものが触れ合う音を表す語。
「豆を―(と)袋に入れる」
(2)粗く滑らかでないさま。
「舌が荒れて―(と)する」「―した声」
「ざらざら」の用例一覧
宮沢賢治 沼森 (青空文庫)
悪いことしないぢゃないか。まだにらむのか、勝手にしろ。 柏はざらざら雲の波、早くも黄びかりうすあかり、その丘のいかりはわれも知りたれどさあらぬさまに草むしり行く、もう夕方だ、はて、この沼はまさか地図にもある筈だ。もし...
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長谷川時雨 糸繰沼 (青空文庫)
あさんの来るという日の夜に限って、山から狐が沢山に下りて、そのお宅の縁側は、土でざらざらになるのと、きっとその日は雨風で 暴 ( あれ ) るということです。 底本:「文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会」ちくま文庫、筑摩...
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本庄陸男 とも喰い (青空文庫)
考えていたことを女房に合図した。ざらざらする蕎麦団子を食ってしまった子供に阿母は厳しく申渡した。 「早う寝え! 起きとると腹が減る!」 子供は筵のような蒲団に潜った。庇の合間から吹き上げて来る粉雪が、ささ……と蒲...
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