ジョイポリス ロイヤルエレガンス【ジョイポリス ロイヤルエレガンス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7610号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ジョイポリス ロイヤルエレガンス よみ:ジョイポリス ロイヤルエレガンス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 12月 3日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ファイヤースターター」に「レッドグロリア」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが穏紫赤の地色に濃紫赤色の条線が入り,リップは扁円形でピンク白の地色に濃紅色のぼかしが覆輪状に入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は円形,高さは31~60㎜,長径は51~70㎜である。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は30~45゜,先端の角度は30~60゜,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は13~15枚である。一花茎の花数は11~20,花茎の太さは12~15㎜,長さは30~50㎝,上部及び中部の色は緑,下部の色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径は61~80㎜,縦径は41~60㎜,ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は倒卵形,先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は扁円形,先端の形は切形,周縁の反転は無,波打ちは小である。全体的な花色は赤系,花色はセパル及びペタルは穏紫赤(JHS カラーチャート9715)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る,リップはピンク白(同0101)の地色に濃紅(同0109)のぼかしが覆輪状に入る。花の香りは無,開花期は初冬である。「ジェンティール ルーネット」と比較して,リップ正面の形が扁円形であること,セパル及びペタルの地色が穏紫赤であること,リップにぼかしが覆輪状に入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「ファイヤースターター」に「レッドグロリア」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ジョイポリス・ロイヤルエレガンス」であった。 |
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