ジスルフィラム型(アンタビュース型)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 07:57 UTC 版)
「キノコ中毒」の記事における「ジスルフィラム型(アンタビュース型)」の解説
キノコを食べる前後に飲酒した時にのみ発症する。これはアルデヒド脱水素酵素の阻害によって、エタノールの代謝に伴って発生するアセトアルデヒドが体内に蓄積したことによるもので、ちょうどアルデヒド脱水素酵素が欠損したヒトが飲酒した場合と、ほぼ同様のことが起こる。20分から2時間後に顔、首、胸が紅潮し、激しい頭痛、めまい、嘔吐、呼吸困難といった症状が見られる。主な毒キノコはホテイシメジ(英語版)、ヒトヨタケ、スギタケ(英語版)。毒性成分はコプリン(英語版)。
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