シラカンバとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 植物 > 草木 > カンバ > シラカンバの意味・解説 

しら‐かんば【白×樺】

読み方:しらかんば

シラカバの別名。


シラカンバ


福井岐阜静岡各県より北の海抜高の高い(6001600m)地域分布し、さらに北海道ではより低い0-700mの各地見られます。シラカンバは一般には、木材としてより山で美しシラカバ形作っている樹木として馴染みが深いのではないでしょうか。山が色々な原因裸地になったような場合最初に生え始め、よく純林をつくることがあり、美し景観つくりだします。

木材
心材と辺材とのあいだの境ははっきりしてはいません。木材の色は黄白色-淡黄褐色です。立っているものでも、丸太になっているものでもの害を受けやすく変色をしていることがしばしばあります気乾比重の値として0.60が知られていますが、もっと軽軟なものが一般的でしょう保存性の非常に低い木材です。同じカンバ類のミズメマカンバなどと比較する硬さ、色などでおおきな違いあります

用途
一般に小さい木が多く大きな丸太必要な用途には使われません。色が淡く軽軟な木材必要な用途には、色々な形で使われています。観光地での細工物使われています。器具家具さらには削片板パルプなどの原料なりますナメコ栽培用の原木にもなります


白樺

読み方:シラカンバ(shirakanba), シラカバ(shirakaba)

カバノキ科落葉高木園芸植物

学名 Betula platyphylla var.japonica


シラカンバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 05:46 UTC 版)

シラカンバ(白樺[13]シラカバ[14])は、カバノキ科カバノキ属落葉樹の一種。樹皮が白いことからこの名がある。


  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula platyphylla Sukaczev シラカンバ(広義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula pendula Roth var. japonica (Miq.) Rehder シラカンバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula mandshurica auct. non (Regel) Nakai シラカンバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula mandshurica (Regel) Nakai var. japonica (Miq.) Rehder シラカンバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  5. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula japonica (Miq.) Siebold ex H.J.P.Winkl. シラカンバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  6. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula tauschii (Regel) Koidz. シラカンバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  7. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula platyphylla Sukaczev var. cuneifolia (Nakai) H.Hara シラカンバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  8. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula platyphylla Sukaczev var. pluricostata (H.J.P.Winkl.) Tatew. シラカンバ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  9. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula platyphylla Sukaczev var. platyphylla コウアンシラカンバ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  10. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula platyphylla Sukaczev var. japonica (Miq.) H.Hara f. laciniata (Miyabe et Tatew.) H.Hara キレハシラカンバ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  11. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula platyphylla Sukaczev var. kamtschatica (Regel) H.Hara エゾノシラカンバ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  12. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Betula platyphylla Sukaczev var. mandshurica (Regel) H.Hara カラフトシラカンバ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月27日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n 田中潔 2011, p. 129.
  14. ^ a b c d e f g h i 辻井達一 1995, p. 85.
  15. ^ a b c d e f g h 西田尚道監修 志村隆・平野勝男編 2009, p. 159.
  16. ^ a b c d 亀田龍吉 2014, p. 96.
  17. ^ a b c d e f g h 平野隆久監修 1997, p. 162.
  18. ^ a b c d e f g h i j k 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 130.
  19. ^ a b c d e f 辻井達一 1995, p. 87.
  20. ^ a b 長谷川哲雄 2014, p. 20.
  21. ^ a b c d e 辻井達一 1995, p. 86.
  22. ^ a b c d 辻井達一 1995, p. 88.
  23. ^ 長谷川哲雄 2014, pp. 20, 138.
  24. ^ a b 渡辺一夫 『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか:樹木の個性と生き残り戦略』 築地書館 2009 ISBN 9784806713937 pp.174-179.
  25. ^ 長谷川哲雄 2014, p. 139.
  26. ^ アレルゲンを識る(間口四郎.石狩湾耳鼻科院長)
  27. ^ “体調不良は給食のリンゴ原因 美幌の小中学生、アレルギー反応”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2014年7月12日). http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/550707.html 
  28. ^ a b 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 131.
  29. ^ a b 角田陽一 2018, p. 116.
  30. ^ a b 更科源蔵 1977, p. 28-29.
  31. ^ フィンランドの概略(フィンランド大使館)


「シラカンバ」の続きの解説一覧

「シラカンバ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



シラカンバと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シラカンバ」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||


4
90% |||||

5
90% |||||

6
90% |||||

7
90% |||||

8
90% |||||

9
90% |||||

10
90% |||||

シラカンバのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シラカンバのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本木材総合情報センター日本木材総合情報センター
©Japan Wood-Products Information and Research Center 2024 All Rights Reserved, Copyright
エーザイエーザイ
Copyright(C) 1996-2024, Eisai Co., Ltd. All rights reserved.
エーザイ薬用植物一覧
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシラカンバ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS