サリュート1号とは? わかりやすく解説

サリュート1号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 00:14 UTC 版)

サリュート1号ロシア語: Салют-1、ラテン文字表記の例:Salyut 1 )は1971年4月19日ソビエト連邦によって打ち上げられた世界初の宇宙ステーションである。ソユーズ10号の失敗の後、ソユーズ11号によって3人の宇宙飛行士が訪れ、3週間の滞在の間に各種の実験・観測や、無重力環境が人体に与える影響の調査が行われた。しかし帰還中の事故により3人の命は失われ、その後の有人飛行は中止された。ステーションは無人のまま軌道上にとどまり、同年10月11日大気圏に突入して廃棄された。ロシア語でサリュート(салют)は「敬礼」を意味する。






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サリュート1号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 05:33 UTC 版)

サリュート」の記事における「サリュート1号」の解説

「サリュート1号」も参照 1971年4月19日打ち上げ通算で3名が搭乗した4月23日ソユーズ10号ドッキング挑むが、ドッキング機能故障したため中止25日帰還した6月7日ソユーズ11号ドッキングし、3人が搭乗29日分離して30日地球へ帰還したが、大気圏突入中にバルブ故障による空気漏れ発生し、3名とも窒息死した。この事故によってソユーズ宇宙船大幅な仕様変更余儀なくされ、ソユーズ12号13号の両ミッション新型機の性能試験費やされた。 有人ミッション中断されている間、サリュート1号は軌道上待機していたが、電子機器故障したために10月11日大気圏再突入措置がとられ、運用終了した

※この「サリュート1号」の解説は、「サリュート」の解説の一部です。
「サリュート1号」を含む「サリュート」の記事については、「サリュート」の概要を参照ください。

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