きょう‐らい〔キヤウ‐〕【▽敬礼】
読み方:きょうらい
けい‐れい【敬礼】
敬礼
姓 | 読み方 |
---|---|
敬礼 | けいれい |
敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 04:29 UTC 版)
敬礼(けいれい)とは、相手に敬意を表すこと(礼)。一般的には下位の者が上位の者に対して行う動作を指し、受礼者たる上位の者はこの「敬礼」に対し「答礼(とうれい)」で応え、また同位の者でも相互に「敬礼」は交換しあう。
注釈
- ^ 仏教においては、右掌と左掌を合わせた合掌が基本的な礼式である。神道においては、一般に2拝2拍手1拝が行われる(神道#参拝の方法・拝揖)。
- ^ 海軍が号令の前に然るべき節で吹く細長い小笛。指揮官などの舷門送迎時にも使用される。
- ^ 基本原則として佐官や尉官への敬礼はたとえ銃を携行していたとしても立て銃のまま頭中の敬礼を行うのが通例であるが、駐屯地創立記念行事における観閲式においては、観閲官たる駐屯地司令・部隊長の希望によって捧げ銃による敬礼を行う場合もある。無論栄誉礼ではない事から冠符及び祖国は演奏されず、通常の敬礼動作として扱われている。また、受礼者が将官の階級にある統裁官であっても訓練開始式等における統裁官への敬礼は捧げ銃ではなく頭中である事から、捧げ銃の敬礼そのものは執銃時における栄誉礼として実施される場合における敬礼動作と見るのが筋ではある
- ^ 中隊等において副中隊長・運用訓練幹部等への敬礼を行う場合は「挙手の敬礼」を行う。連隊・大隊における副連隊(副大隊)長への敬礼も基本的には「挙手の敬礼」になるが、式典においては「頭中の敬礼」を行う場合もある。1佐の幕僚長に対する敬礼は「挙手の敬礼」となるなど、必ずしも部隊長の階級ではなく「役職」に対しての敬礼であるため、階級上は「頭中の敬礼」を行うと思われる事例においても「挙手の敬礼」を行う場合がある。
- ^ 「頭」の号令で受礼者へ身体を正対させ「中(左・右)」の号令で「10度の敬礼」を行うのが本来の姿である。
- ^ 但し、受礼者の当該国歌や「君が代」が演奏される場合においては正面に対して敬礼を行う。
- ^ 映画「トップガン」では海軍の戦闘機パイロットである主人公が、離艦前に地上要員に準備が整ったことを伝えるため左手でサムズアップ、続けて管制塔に向けて敬礼を行うシーンがある。
出典
- ^ 『御署名原本・大正三年・勅令第十五号・海軍礼式令』
- ^ 『御署名原本・大正三年・勅令第十五号・海軍礼式令』p.16
- ^ 自衛隊の知識 第9回 自衛隊の階級って?? 防衛省
- ^ 消防訓練礼式の基準 - 消防庁
- ^ 防災:消防団 礼式の基本動作 市民情報 - 仙北市
- ^ 敬礼。新たな「スペシャル海猿」が誕生した=横浜市の海上保安庁・第3管区海上保安本部 - 「海猿」で脚光!特殊救難隊の「卒業試験」(20/20) 朝日新聞
- ^ 海洋環境研究室@鹿児島大学水産学部
- ^ 平成22年度ジュニアリーダー研修会 - 大分海洋少年団
- ^ 北海道新幹線:「夢かなった」一番列車の運転士と車掌 - 毎日新聞
- ^ 外航貨物船「船長」の仕事を聞く 多彩な業務と船内生活、働き方&なり方、魅力は? - 乗りものニュース
- ^ 国際馬術連盟『General Regulations』22nd edition、Article 127.1
- ^ 国際馬術連盟『Rules for Dressage Events』22nd Edition、Article 430.4, 430.10
- ^ 日本中央競馬会競馬施行規程第8章第106条3、第120条 - JRAホームページ JRA関連法令等 - 2014年5月27日閲覧。
- ^ レース後跪いて両陛下に最敬礼 ミルコ・デムーロ「日本人より日本人らしい」 J-CASTニュース 2014年5月22日閲覧
敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 15:02 UTC 版)
「グラディウス・アーク -銀翼の伝説-」の記事における「敬礼」の解説
プレイヤーは他のプレイヤーに対して「敬礼」をすることができる。敬礼をした場合、その相手にお互いの関係に応じた「敬礼ポイント」を以下の通り与えることが出来る(1日3回まで)。 親友 - 1回4ポイント 相互フォロー - 1回3ポイント フォロー - 1回2ポイント 他人 - 1回1ポイント プレイヤーが持つことの出来る敬礼ポイントの上限は999ポイントである。敬礼ポイントを100消費するとAPを満タンまで回復させることが出来る(1日3回まで)。
※この「敬礼」の解説は、「グラディウス・アーク -銀翼の伝説-」の解説の一部です。
「敬礼」を含む「グラディウス・アーク -銀翼の伝説-」の記事については、「グラディウス・アーク -銀翼の伝説-」の概要を参照ください。
敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:49 UTC 版)
1.立礼(りつれい) 立礼は、まずその方に正対して直立の姿勢を取り、次いで上体を自然に前に曲げ(約30度)、両手の指先が膝頭の上・握り拳約一握りくらいのところまで体に沿わせて滑りおろし、敬意を表する。この動作ののち、おもむろに上体をおこし、元の姿勢にかえる。この立礼を始めてから終わるまでの時間は、平常呼吸において大体一呼吸(約4秒)である。直立(気をつけ)の姿勢は、両踵をつけ、足先をやく60度に開き、膝を軽く伸ばして直立し、頭を正しく保ち、口を閉じ、眼は正面の目の高さを直視し、両腕を自然に垂れ、指は軽く揃えて伸ばし体側につける。 2.坐礼(ざれい) 1)正坐(せいざ)のしかた 正坐するには、直立の姿勢から、まず左足を一足長半引いて(爪立てておく)、体を大体垂直に保ったまま、左膝を左足先があった位置におろす。次いで、右足を同様にひいて爪立てたまま左膝をおろす(この場合、両膝の間隔は大体握り拳二握りとする)。次いで、両足の爪先を伸ばし、両足の親指と親指を重ねて臀部をおろし体をまっすぐに保ってすわる。この場合、両手は、両大腿の付け根に引きつけて指先をやや内側に向けておく。 2)坐礼 坐礼は、まずその方に向かって正坐し、次いで、両ひじを開く事なく両手を両膝の前握り拳約二握りのところにその人差し指と人差し指とが約6 cmの間隔で自然に向き合うようにおき、前額が両手の上約30 cmの距離に至る程度に上体を静かに曲げて敬意を表する。この動作ののち、静かに上体を起こし、元の姿勢に復する。上体を前に曲げるとき、臀部が上がらないように留意する。古式の形においては、競技者同士の礼は他の形と異なり、両膝をつけたのち足の甲を畳につけず爪立ちのまま行う礼を本体としている。 3.正坐からの立ちかた 立ち上がるには、まず上体を起こして両足先を爪立て、次いで坐るときと反対に、右膝を立て右足を右膝頭の位置に進め、次いで右足に体重を移して立ち上がり、左足を右足に揃えて直立の姿勢に復する。 戦前に文部省が制定した「昭和の国民禮法」では、「坐った姿勢」として「両足の拇指を重ね、男子は膝頭を三四寸位離し、女子はなるべくつけ」と示されている。武道の座り方として、小笠原清忠は「膝頭は男子は握り拳一つ開き、女子はピタリとつけるように」と説明している。柔道においては、女子柔道という言葉が存在し、男性のそれとは異なる部分があるという認識が持たれており、礼法においても正坐の膝頭の位置に関して、以下の指摘が見られる。伊藤四男は『女子柔道・護身術』で「膝は握り拳が一つ入るくらいに開く」、乗富政子は『女子柔道教本』で「両膝の間隔は4~5 cm位」、柳沢久、山口香は『基本レッスン女子柔道』で「正座した際に両膝をそろえる」とし、講道館の”両膝の間隔は大体握り拳二握りとする”より狭い。また、坐る時の”左足から坐って右足から立つ”「左坐右起」の方法は、1943(昭和18)年に講道館と大日本武徳会との間で礼法の統一がなされた時に採用されたものである。講道館ではそれまで『柔道修行者礼法』に示されるように「右坐左起」の方法がとられていた。
※この「敬礼」の解説は、「柔道形」の解説の一部です。
「敬礼」を含む「柔道形」の記事については、「柔道形」の概要を参照ください。
敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/24 14:10 UTC 版)
綱領が4項目あることから、4本指(人差し指、中指、薬指、小指)を伸ばし、親指を曲げた形で敬礼を行なう。
※この「敬礼」の解説は、「健民少年団」の解説の一部です。
「敬礼」を含む「健民少年団」の記事については、「健民少年団」の概要を参照ください。
敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 18:09 UTC 版)
1.立礼(りつれい)立礼は、まずその方に正対して直立の姿勢を取り、次いで上体を自然に前に曲げ(約30度)、両手の指先が膝頭の上・握り拳約一握りくらいのところまで体に沿わせて滑りおろし、敬意を表する。この動作ののち、おもむろに上体をおこし、元の姿勢にかえる。この立礼を始めてから終わるまでの時間は、平常呼吸において大体一呼吸(約4秒)である。直立(気をつけ)の姿勢は、両踵をつけ、足先をやく60度に開き、膝を軽く伸ばして直立し、頭を正しく保ち、口を閉じ、眼は正面の目の高さを直視し、両腕を自然に垂れ、指は軽く揃えて伸ばし体側につける。 2.坐礼(ざれい) 1)正坐(せいざ)のしかた 正座するには、直立の姿勢から、まず左足を一足長半引いて(爪立てておく)、体を大体垂直に保ったまま、左膝を左足先があった位置におろす。次いで、右足を同様にひいて爪立てたまま左膝をおろす(この場合、両膝の間隔は大体握り拳二握りとする)。次いで、両足の爪先を伸ばし、両足の親指と親指を重ねて臀部をおろし体をまっすぐに保ってすわる。この場合、両手は、両大腿の付け根に引きつけて指先をやや内側に向けておく。 2)坐礼 坐礼は、まずその方に向かって正坐し、次いで、両ひじを開く事なく両手を両膝の前握り拳約二握りのところにその人差し指と人差し指とが約6 cmの間隔で自然に向き合うようにおき、前額が両手の上約30 cmの距離に至る程度に上体を静かに曲げて敬意を表する。この動作ののち、静かに上体を起こし、元の姿勢に復する。上体を前に曲げるとき、臀部が上がらないように留意する。 3.正坐からの立ちかた立ち上がるには、まず上体を起こして両足先を爪立て、次いで坐るときと反対に、右膝を立て右足を右膝頭の位置に進め、次いで右足に体重を移して立ち上がり、左足を右足に揃えて直立の姿勢に復する。 戦前に文部省が制定した「昭和の国民禮法」では、「坐った姿勢」として「両足の拇指を重ね、男子は膝頭を三四寸位離し、女子はなるべくつけ」と示されている。柔道においては、女子柔道という言葉が存在しており、男性のそれとは異なる部分があるという認識が持たれている。礼法においても正坐の膝頭の位置に関して、以下の指摘が見られる。伊藤四男は『女子柔道・護身術』で「膝は握り拳が一つ入るくらいに開く」、乗富政子は『女子柔道教本』で「両膝の間隔は4~5 cm位」、柳沢久、山口香は『基本レッスン女子柔道』で「正座した際に両膝をそろえる」 とし、講道館の”両膝の間隔は大体握り拳二握りとする”より狭い。また、坐る時の”左足から坐って右足から立つ”「左坐右起」の方法は、1943(昭和18)年に講道館と大日本武徳会との間で礼法の統一がなされた時に採用されたものである。講道館ではそれまで『柔道修行者礼法』に示されるように「右坐左起」の方法がとられていた。
※この「敬礼」の解説は、「講道館」の解説の一部です。
「敬礼」を含む「講道館」の記事については、「講道館」の概要を参照ください。
敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 16:56 UTC 版)
リングを駆け回り突然敬礼をして威嚇したり相手にも敬礼ポーズをさせるムーブ。相手が制止したり相手の敬礼をした瞬間に相手の頭に手刀を決める。6人タッグマッチとなるとタッグパートナーのバラモン兄弟やレフェリーも敬礼ポーズを決める。
※この「敬礼」の解説は、「植木嵩行」の解説の一部です。
「敬礼」を含む「植木嵩行」の記事については、「植木嵩行」の概要を参照ください。
敬礼
「敬礼」の例文・使い方・用例・文例
- 船員全員が船旗に敬礼した
- 軍旗に敬礼する
- 軍艦旗[国旗]に敬礼する.
- 軍旗に敬礼する.
- 兵士は将校に敬礼した.
- 若い兵士はぎこちなく敬礼をした.
- 敬礼する[敬礼を受ける].
- 敬礼の姿勢で立つ.
- 礼砲を交換する; 敬礼を交わす.
- (ボートで)オールを立てる 《ボート乗員の敬礼》.
- 敬礼は恭敬の意を表するものである
- 身をかがめる(敬礼する)
- 手を上げて敬礼する
- 直立して最敬礼を行なった
- 軍旗に対して敬礼する
- 御真影の前に敬礼をする
- 議員一同最敬礼を行う
- 銃を捧げて敬礼する
- 挙手の敬礼をする
- 敬礼に対して答礼する
品詞の分類
- >> 「敬礼」を含む用語の索引
- 敬礼のページへのリンク