サイバー総合事犯係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:26 UTC 版)
「IP〜サイバー捜査班」の記事における「サイバー総合事犯係」の解説
ネット犯罪の下調べなど面倒な仕事ばかりを割り当てられ「総事係(そうじがかり)=お掃除係」と揶揄される部署。別名:Cyber Crimes Unit。本来は安洛の捜査適正を調べるための試験的な部署で、彼が警察庁に異動した後は解散することになっていたが、異動が白紙になったためその後も存続している。 安洛一誠(やすみや いっせい) 演 - 佐々木蔵之介(大学院生時代:井上雄太) サイバー総合事犯係・主任。巡査部長。サイバー捜査のスペシャリスト。 ジャケットの代わりに羽織を身にまとい、「0か1で割り切れない感情に固執するのは時間の無駄」と言い放つ警察官らしからぬ変わり者。必要以上に他人と関わることを嫌い、畳が敷かれた事犯係の私室に籠りがち。しかし、「娘」を名乗る古宮山や各事件の捜査で関係者について調べていくうちに、徐々に考えを変えていく。事件の真相を解明した際の決め台詞は「全てはウェブの中にあった」。 古宮山絆(こみやま きずな)〈25〉 演 - 福原遥 サイバー総合事犯係の新人刑事。巡査。 亡き母・縁が遺した1枚の写真から安洛のことを自身の父親ではないかと疑うが、あえてDNA型鑑定には頼らず自分の目で安洛を見極めるべく彼の下で捜査を行う。安洛と対極の考えを持ち、「0か1を選ぶのは機械ではなく人間であり、人間が選んだ以上必ず感情が残っている」と信じて捜査する。 多和田昭平(たわだ しょうへい) 演 - 間宮祥太朗 刑事。巡査部長。捜査一課配属から間もなく事犯係に異動となった。 普段は古宮山とコンビを組んで現場での捜査を行い、頭部に装着したカメラ付きのインカムで府警本部にいる安洛たちと情報共有する。検死作業に立ち会うのが苦手。 事犯係の業務の裏で実父である警察庁の楡井から密命を受けており、安洛の素行調査を行う。府警の規格に収まらない捜査能力を持つ安洛を組織にとっての「バグ」と評し、その安洛に変化をもたらした古宮山を、彼にとっての「アンチウイルスソフト」と表現したレポートをまとめている。 川瀬七波(かわせ ななみ) 演 - 堀内敬子 映像解析担当。鑑識課出身。 岡林琢也(おかばやし たくや) 演 - 吉村界人 サイバーパトロール担当。コミュ障気味。常に変わった熟語がプリントされたTシャツを着用している。 平塚栄太郎(ひらつか えいたろう) 演 - 杉本哲太(IP_1 - IP_6・IP_8・IP_FINAL) 係長。プロファイリング兼、文章鑑定担当。ITは専門ではないがウェブ上の文字入力パターンなどの解析を担当する。パワハラ、セクハラなどのハラスメントに抵触しそうな事案に敏感。 数年前に妻に先立たれ、大学浪人中の息子・拓夢を男手一つで育てている。そのような事情もあって、安洛と古宮山の密談を偶然聞いてからは安洛にパパ友としての親近感が湧き、一方的に絡んでいる。
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