コムネノス王朝とは? わかりやすく解説

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コムネノス王朝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 01:57 UTC 版)

コムネノス王朝(コムネノスおうちょう、Komnenos, ギリシア語表記:Κομνηνός)は、東ローマ帝国中期の王朝(1081年 - 1185年)。


  1. ^ 井上浩一「11~12世紀のビザンツ貴族―「文官貴族」「軍事貴族」概念を中心に―」村井康彦編『公家と武家:その比較文明史的考察』(思文閣出版、1995)pp. 307-329
  2. ^ 根津由喜夫『ビザンツ幻影の世界帝国』(講談社、1999)
  3. ^ 下津、p.199
  4. ^ J.L.la Monte, p.392


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コムネノス王朝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/12 06:52 UTC 版)

コムネノス家」の記事における「コムネノス王朝」の解説

詳細は「コムネノス王朝」を参照 コムネノス朝時代ビザンツ帝国栄え安定したアレクシオス1世王宮コンスタンティノープルのブラケルナエ(英語版地区移した。またアナトリア大部分セルジューク朝から奪還し、さらに第1回十字軍呼び寄せて東方十字軍国家作らせることで、イスラーム圏対す防壁築いたコムネノス朝全体通じて十字軍にたびたび介入しアンティオキア公国エルサレム王国婚姻関係結んだ例えマヌエル1世コムネノスの姪のテオドラ・コムネナ英語版ギリシア語版)はエルサレムボードゥアン3世英語版)と、孫のマリア・コムネナ英語版)はアモーリー1世結婚したアレクシオス1世37年わたって在位し息子ヨハネス2世コムネノスも姉のアンナ・コムネナ陰謀乗り切り25年在位した。その息子マヌエル1世37年在位したビザンツ帝国皇位継承にあたっては、血統よりも個人力量重視されたため、たびたび傍系の者が帝位についたことにより数多く皇帝家がコムネノス家から派生したマヌエル1世の後のコムネノス朝以前諸王朝と同様に陰謀飛び交い混乱していった。コムネノス朝初め未成年の内に登位したアレクシオス2世コムネノスは、わずか3年アンドロニコス1世コムネノス簒奪された。そのアンドロニコス1世2年後アンゲロス家のイサキオス2世アンゲロス打倒されイサキオス2世も弟のアレクシオス3世アンゲロス退位させられ目を潰された。その後イサキオス2世とその息子アレクシオス4世アンゲロス第4回十字軍支援受けて権力取り戻したコンスタンティノープル包囲戦 (1203年))が、半年でドゥーカス家を名乗るアレクシオス5世ドゥーカス殺された。そしてこの皇帝時代1204年ビザンツ帝国は再び第4回十字軍攻撃を受け、一時滅亡した。(コンスタンティノープル包囲戦 (1204年))。

※この「コムネノス王朝」の解説は、「コムネノス家」の解説の一部です。
「コムネノス王朝」を含む「コムネノス家」の記事については、「コムネノス家」の概要を参照ください。

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