コムネノス朝とは? わかりやすく解説

コムネノス王朝

(コムネノス朝 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 01:57 UTC 版)

コムネノス王朝(コムネノスおうちょう、Komnenos, ギリシア語表記:Κομνηνός)は、東ローマ帝国中期の王朝(1081年 - 1185年)。


  1. ^ 井上浩一「11~12世紀のビザンツ貴族―「文官貴族」「軍事貴族」概念を中心に―」村井康彦編『公家と武家:その比較文明史的考察』(思文閣出版、1995)pp. 307-329
  2. ^ 根津由喜夫『ビザンツ幻影の世界帝国』(講談社、1999)
  3. ^ 下津、p.199
  4. ^ J.L.la Monte, p.392


「コムネノス王朝」の続きの解説一覧

コムネノス朝

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東ローマ帝国の皇帝一覧」の記事における「コムネノス朝」の解説

詳細は「コムネノス王朝」を参照 肖像名称生年誕生在位期間即位背景没年 アレクシオス1世コムネノス Αλέξιος Α' Κομνηνός 1048年 1081年 - 1118年8月15日 イサキオス1世コムネノスの甥。内部では有力貴族反乱起こり外部からはセルジューク朝ノルマン人東西から侵攻を受け、内憂外患の状態にあった中で、反乱起こしてニケフォロス3世ボタネイアテス退位させ、自ら皇帝となった1118年8月15日 ヨハネス2世コムネノス“カロ・ヨハネス” (心美しヨハネス) Ιωάννης Β' Κομνηνός o Καλος 1087年9月13日 1118年8月15日 - 1143年4月8日 アレクシオス1世コムネノスの子1092年共同皇帝となる。1118年父の死により皇帝として即位1143年4月8日 マヌエル1世コムネノスメガス” (偉大なる) Μανουήλ Α' Κομνηνός ο Μέγας 1118年11月28日 1143年4月8日 - 1180年9月24日 ヨハネス2世コムネノス皇后エイレーネーの四男。長兄次兄1142年相次いで早世し、三兄が暗愚であるということもあって、1143年父の死後皇位継承者として選ばれた。 1180年9月24日 アレクシオス2世コムネノス Αλέξιος B' Κομνηνός 1169年9月10日 1180年 - 1183年 マヌエル1世コムネノス2番目の皇后マリアの子。父が死去したために後を継いで即位することとなったが、12歳という幼年であったため、政務生母マリア摂政となって取り仕切ることとなった1183年10月 アンドロニコス1世コムネノス Ανδρόνικος Α' Κομνηνός 1123年 1183年 - 1185年 マヌエル1世コムネノス従弟摂政マリアが夫のマヌエル同じくラテン政策採用したため、国民の間から不満が高まるようになった。この不満を背景クーデター起こしてマリア殺害し1183年にはアレクシオス2世共同皇帝となった。そして共同皇帝となってから2ヶ月後にはアレクシオス殺害し正帝即位した1185年9月12日

※この「コムネノス朝」の解説は、「東ローマ帝国の皇帝一覧」の解説の一部です。
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