クリーンエネルギー車
低公害車と同じく電気自動車、ハイブリッド車、天然ガス自動車、メタノール自動車の4つをいう。通産省(現・経済産業省)の総合資源エネルギー調査会で審議され、1994年12月、新エネルギー導入大綱で法制化、導入促進が決められた。対象車種は上記4種であるが、導入意義の面から、石油代替エネルギー、省エネルギー、環境負荷低減という、大別して3つの効果を狙いとしている。この観点から電気自動車は無排気車(ZEV)であること、ハイブリッド車は複数の動力源を組み合わせて低公害化や省エネルギー化をはかるもの、天然ガス自動車は代替燃料で排出ガスも比較的クリーンであること、メタノール自動車は排出ガスがクリーンのほか、燃料がバイオマスなどからも得られる再生可能エネルギーであることから定められた。最近、ディーゼル代替LPガス自動車が窒素酸化物やPM排出量が少なく、環境特性に優れているという導入の効果により加えられる場合もある。
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