クラン=ベル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/14 10:00 UTC 版)
「アリアンロッド・リプレイ」の記事における「クラン=ベル」の解説
ウェルチ ヒューリンのアコライト/モンク。 クラン=ベル大神殿神官長ヴァンデルの娘で自身も神殿に勤める。しかし実はガイアの娘(すなわちエイジの双子の妹)であり、水の魔将の素体としてヴァンデルにさらわれ、自身の娘と思い込まされていた。ヴァンデルを倒した後、エイジはウェルチの心が傷つかないことを優先して、敢えて罪人の汚名をかぶったままクラン=ベルを去るが、既にクラン=ベル大神殿は魔族によって支配されており、ウェルチは神官長補佐の一人(エネミー「ハゲンティ」が化けたもの)から情報を吹き込まれ、カナンへ向かうのっとぎるでぃの前に立ちはだかることとなる。しかもこの時に邪悪化も進行しており、エイジに倒された後直ちにカナン大神殿に収容され、のっとぎるでぃの奔走とシルヴァの協力でようやく魔族から解放された。なお彼女が持つ予定だった水精の鍵はヴァンデルとの戦いの際にエイジに渡っている。 魔将戦争後はわずか13歳ながら神官長代理としてクラン=ベル大神殿の再建を託されている。『ルージュ』『レジェンド』シリーズにもNPCとして登場し、本リプレイ(聖暦1006年の出来事とされる)から3年後の世界を描くルール第二版『アリアンロッドRPG 2E ルールブック2』では神官長に昇進している。なおモンクとしての能力は(正体を表す前の)ヴァンデル仕込みとのこと。 元々は、当時MMORPGに凝っていたGMの菊池たけしが、プレイしているゲームに登場するアコライトの少女を出したいために作ったちょい役のキャラクターで、名前もその場でそこにあったジュースから付けられたほど。 三妖精 エイジ達が最初の冒険で訪れたウンディーネの神殿にいた三姉妹の妖精。なぜかシグの頭の上に棲み着き、シグも三妖精のために特注のビレッタ(帽子)を作っている。なにかあると偵察代わりに放り投げられたりと扱いはあまり良くないが、結構シグの頭の上が気に入っているらしい。水の妖精のはずなのだが、溺れるシーンが何度かある。 ガイア エイジの父親で、かつては英雄と謳われた。が、クラン=ベルでは水の大精霊を封印し、この地を干上がらせた重罪人とされている。事件後行方不明となっている。 彼の行動の真意がシリーズ序盤の鍵となっている。 『アリアンロッドRPG 2E ルールブック2』には、その後名誉が回復されたことを示唆する記述がある。
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