クモハ123-1
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「国鉄123系電車」の記事における「クモハ123-1」の解説
画像提供依頼:改造直後(白地に緑帯の塗装)の車両の写真の画像提供をお願いします。(2018年3月) 中央本線の塩嶺トンネル完成に伴い支線化した辰野 - 塩尻間(中央本線辰野支線)の輸送力適正化を目的として、1986年(昭和61年)に国鉄長野工場(現・長野総合車両センター)でクモニ143-1から改造された車両である。松本運転所(現・松本車両センター)に配置され、同年11月のダイヤ改正に合わせて使用開始された。車両愛称は「ミニエコー」と名付けられた。 走行関係の機器は種車のものを流用しており、主電動機はMT57で、直並列制御を行う(後述の2 - 6も同様)。将来のワンマン運転を考慮し、側面両端部に幅1,000 mmの片開扉を設けた。側面窓は幅674 mmのユニット窓となっており、一部の窓は種車のものをそのまま流用している。 ワンマン運転の設備は1990年に設置された。改造当初は冷房装置が搭載されていなかったが、1995年に集約分散式冷房装置(AU712形2基)が搭載された。 改造当初は白地(クリーム10号)に緑帯(緑14号)の塗装であったが、その後ローズピンクと白色のツートーンカラーに変更されている。 2013年3月のダイヤ改正でE127系に置き換えられ、運用を終了し廃車となった。
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