クリムキンイーグル
フィギュアスケート競技において、スプレッドイーグルの状態で腰を落とし、背中を反って姿勢を倒したまま滑ること。その形が片持ち梁に似ていることから、カンチレバー(キャンティレバー)とも呼ばれる。
クリムキンイーグルは、ロシアのフィギュアスケート選手であるイリヤ・クリムキンが、スプレッドイーグルのバリエーションの1つとして用いていたことから名付けられた。日本では、男子フィギュアスケートの宇野昌磨が取り入れている。
クリムキンイーグルは、競技の中においては、主に技と技の間に取り入れられるムーヴズインザフィールドで用いられる。ちなみに、ムーヴズインザフィールドには、クリムキンイーグルの他にスパイラルやイナバウアーなどが挙げられる。
カンチレバー
支持体に一端を固定し、他端で荷重を支えるレバーのこと。片持ち梁とも呼ぶ。材料力学や機械力学では、このような条件を「一端ではたわみとたわみ角の双方が拘束され、残りの一端では双方が拘束されない」と表現している。自動車でこのような支持構造はフレームアウトリガーやバンパーサポート、ダイナミックダンパーなどに使用される。
参照 片持ちばね、1/4楕円ばねカンチレバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 05:44 UTC 版)
カンチレバー(英語: cantilever)は、一端が固定端、他端が自由端とされた構造体(特に梁)である[1]。
- 1 カンチレバーとは
- 2 カンチレバーの概要
カンチレバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 07:18 UTC 版)
「リヤサスペンション (オートバイ)」の記事における「カンチレバー」の解説
カンチレバー式(Cantilever)スイングアームは側面から見るとL字型または三角形の構造を持ち、ピボット軸付近の車体フレームにスプリングとダンパーを水平に近く寝かせて配置した方式である。1組または2組のコイルオーバーユニットが用いられるほか、スプリングとダンパーが分離して配置された物もあった。この方式には、ピボットの上方に圧縮形のコイルオーバーユニットを配置する例と、ピボットの下方に引張形のコイルオーバーユニットを配置する例がある。ツインショックと比較すると、ホイールトラベルを大きくとることができ、コイルオーバーユニットを車体の重心近くに配置してピッチングやヨーに対する慣性モーメントを小さくすることができる。また、車体下部に配置するものは車体の重心を低くすることもできる。
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