カンチレバー上に試料を設置する形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:22 UTC 版)
「磁気共鳴力顕微鏡」の記事における「カンチレバー上に試料を設置する形式」の解説
カンチレバーの先端に試料を設置して、X-Y方向に最大100μmまで走査される圧電駆動素子にセットされている磁気探針は試料のスピンに作用する磁気力を発生するためと像の空間分解能を得るために磁場勾配を発生する。スピン励起交流磁場と磁気勾配により発生したNMR力はカンチレバーにナノメートルスケールのたわみを生じるので、これを光ファイバー干渉計により測定して振動振幅はロックインアンプにより増幅されて検出される。
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