かこい〔かこひ〕【囲い】
読み方:かこい
2 周囲を取り巻くもの。特に、塀や垣根など。「畑に—をする」
3 野菜などを出盛りの季節の後まで蓄えておくこと。また、その場所。「—がきく」
4 「囲い者」の略。
5 《茶道の祖珠光(じゅこう)が慈照寺の四畳半を方丈になぞらえ、ついたてなどで囲ったところから》茶室。
7 将棋の陣形の一。金将・銀将で王将を取り巻いて守る形。矢倉囲い・美濃(みの)囲いなど。
8 (「鹿恋」とも書く)江戸時代、上方の遊女で、太夫・天神に次ぐ位の者。囲い女郎。
「名を知らぬ—さへ、これはと心を動かすは」〈浮・一代男・七〉
[下接語] (がこい)板囲い・仮囲い・霜囲い・外囲い・道安(どうあん)囲い・船(ふな)囲い・美濃(みの)囲い・矢倉囲い・雪囲い・藁(わら)囲い
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