オンライン電気自動車
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オンライン電気自動車(オンラインでんきじどうしゃ、Online Electric Vehicle、OLEV)は地下に埋設した電力線から電磁誘導により電力を供給して走行できる電気自動車である。架線(架空電車線)がない点が従来のトロリーバスと大きく異なる。
- ^ “「充電する道路」を利用した交通システム、試験運行開始 韓国”. AFP. (2010年3月9日) 2011年2月16日閲覧。
- ^ 高速道路自体がリニアモーター:未来の電気自動車システム(動画) 2009年8月11日
- ^ “世界初の“オンライン”電気自動車を実用化”. 産経新聞. (2010年3月21日)
- ^ 趙虎鎮 (チョ・ホジン) (2010年11月15日). “「世界最高の発明品」にKAIST開発のオンライン電気自動車”. 朝鮮日報. 2010年11月15日閲覧。
- ^ Rachelle Dragani (2010年11月11日). “Road-Embedded Rechargers - The 50 Best Inventions of 2010 - TIME”. タイム. 2010年11月15日閲覧。
- ^ Neil Bowdler (2014年1月9日). “Wirelessly charged electric buses set for Milton Keynes”. BBC News. 2014年4月2日閲覧。
- ^ “無線充電の電気バス、英営業路線で実証実験開始[社会]”. NNA (2014年1月13日). 2014年4月2日閲覧。
- ^ “「オンライン電気自動車」開発めざす韓国の勝算 シャトルバス試運転の次はソウル市内バス試験導入へ”. 日経ビジネスオンライン (2009年10月5日). 2011年2月16日閲覧。
- 1 オンライン電気自動車とは
- 2 オンライン電気自動車の概要
- 3 関連項目
オンライン電気自動車
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詳細は「オンライン電気自動車」を参照 電磁誘導や共振現象を利用して非接触で給電する自動車。駐車場や道路下に埋設した地下架線やコイルまたは路上に設置した架線から、車両の駐車中・停車中・走行中に車両の受電装置に対して非接触で電力を供給する方式である。走行中や停車中に充電できるため車載電池容量が少なくてすみ車両コストの低下と軽量化が実現できる。道路に給電設備が普及すれば長距離の走行が可能となる。決められた道路を走る路線バスには有効で、走行頻度の高い都市での採用が期待されている。 大韓民国では、すでに地下給電線を用いたシステムを試験しており、ソウル大公園内の2.2kmの循環バス路線内の3か所に合計400mに渡り給電線が埋設されている。試験結果に問題がなければ路線バスへの導入が計画されている。日本では今のところ道路側の給電装置の配置間隔や給電技術はまだ研究段階。 軌道走行中に充電し、軌道外を電池式EVとして走行する自動車は「2モード電気自動車」と呼ばれており、ドイツでは高速道路にリニアモーターを組み込み、自動車走行中に非接触給電により二次電池へ充電する構想がある。高速道を降りた市中では通常のEVとして走行する。完全に給電場所と走行モードを分ける考え方である。
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