エシックス・コミティ
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倫理問題審査委員会。前リスクマネジメント委員会委員長の曳地が創設した研究や医療問題全般の倫理問題を審査する委員会で、独自の調査権を賦与されている。曳地の置き土産でバチスタ・スキャンダルで恥をかかされた曳地が規約の起草から人員構成にいたるまで、田口を引きずり降ろすために構成したため、影では「対田口リベンジ・チーム」といわれている。曳地は高階病院長の改変草案の一字一句に目を光らせ、病院長介入の余地を完全に封殺した。現委員長は、前委員長の曳地助教授が直々に指名した精神科助教授、沼田泰三。副委員長は三船事務長。
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エシックス・コミティ(倫理問題審査委員会)
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「ジェネラル・ルージュの凱旋」の記事における「エシックス・コミティ(倫理問題審査委員会)」の解説
前リスクマネジメント委員会委員長の曳地が半年前に創立した研究や医療問題全般の倫理問題を審査する委員会。ここでの審議案件は優に三十件を超えながら、原則を遵守する余り、審議に通った課題は未だゼロで臨床医からの評判は悪い。あちこちにエシックスの息が掛かった医師達がおり情報収集力は高い。メンバーは曳地シンパで構成され、田口が「バチスタ・スキャンダル」の際に曳地に恥をかかせたとしたことからの因縁で高階からは「対田口リベンジチーム」と評されている。 沼田泰三 東城大学医学部付属病院精神科助教授、エシックス・コミティ委員長。曳地と親交が深く、曳地から委員長を直々に任命されたことからも曳地の後継者と目されている。頭が切れる原則論主義者で、原則に則った論理的に重箱の隅を突くような言動で相手を攻撃する陰湿さを持つ。曳地と因縁のある田口を目の敵にし、「愚痴外来が精神科の領域を侵犯している」など田口を非難している。 三船 東城大学医学部付属病院事務長、エシックス・コミティ委員も務める。厚生労働省の肝いりで病院経営コンサルタントから派遣された医療経済配分のスペシャリストでアメリカ帰りの切れ者。厚生労働省出身でもあり、白鳥はかつての先輩。莫大な資金が必要なドクターヘリ導入に反対し、速水と対立する。 野村勝 エシックス・コミティの外部委員、桜永弁護士事務所の弁護士。「医療過誤問題を検討する市民審査会」に民間代表として所属し、白鳥とは面識がある。 中野美佐子 エシックス・コミティの外部委員、桜宮女子短期大学倫理学教授。 神田 エシックス・コミティ委員、放射線科放射線科主任技師。 権堂昌子 エシックス・コミティ委員、小児科病棟看護主任。 日垣 呼吸器内科講師、曳地の直系。教室での出世頭だが、臨床センスに乏しい上、病棟での評判も良好でなく患者が愚痴外来送りになった経験がある。 谷村 循環器内科講師。日垣と同様の評判と経験を持つ。 工藤 精神科講師、沼田の腰巾着。 曳地均 呼吸器内科学教室助教授、前リスクマネジメント委員会委員長。「バチスタ・スキャンダル」の後処理で田口や高階に面目を潰されたことでリスクマネジメント委員会を辞職後、高階が入り込む余地もないエシックス・コミティを創り上げた。
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