インドの琵琶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 07:22 UTC 版)
漢訳仏典には「琵琶」という楽器がよく出てくる。例えば鳩摩羅什訳『法華経』方便品第二にも「・・・若使人作樂、撃鼓吹角貝、簫笛琴箜篌、琵琶鐃銅鈸、如是衆妙音、盡持以供養・・・」云々の「妙音成仏」の思想が説かれており、日本の仏僧が琵琶を弾く根拠となっている。『法華経』のこのくだりの「琵琶」の原語は「ヴィーナ」 である。同じヴィーナという名称の楽器でも、時代や地域ごとに形状はさまざまであり、琵琶のようなリュート型のものもあれば、竪琴のようなハープ型のものもあった。近現代のインドのヴィーナは、古代のヴィーナとかなり違うので、要注意である。
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