アンテナショップ

デジタル大辞泉

アンテナ‐ショップ【antenna shop】

読み方：あんてなしょっぷ

１ 製造・流通業者などが、新製品などを試験的に販売する店。消費者の反応を調査して商品開発に役立てる。パイロットショップ。

２ 地方自治体が東京・大阪などの繁華街で地元の特産品などを販売する店。祭りなどの情報も流し、大消費地の傾向を調査するねらいがある。サテライトショップ。

時事用語のABC

アンテナショップ（あんてなしょっぷ）

商品の反応を見るための店だ。

アンテナショップはパイロットショップとも言い、新商品をテスト的に販売する小売店を指す。食品メーカーなどが新商品を開発すると、全国的に売り出す前に、アンテナショップでテスト販売をする。売れ行きや、消費者の需要の動向などを探ることがねらい。

地方の農業団体などが、都市に特産物売り場としてアンテナショップを設けることもある。消費者の反応を知ることや、販路開拓などが目的だ。

（2000.10.24掲載）

流通用語辞典

アンテナ・ショップ

【英】antenna shop

メーカーや卸売業者が、地域性、消費動向、売れ筋商品の情報などの情報を把握、マーケティング・ノウハウをつくることを目的として設立した小売店舗。パイロット・ショップ、実験店舗とも呼ばれ、直営方式が一般的である。しかし、最近では単なる情報収集を目的としたものではなく、川下作戦の一環として、あるいは、プレステイジ・ストアとして、本格的な小売店経営に乗り出す例が増加している。アバレル産業、食品産業、ファッション産業に多い。案内広告求人・求職、土地・家屋の販売、尋ね人などを内容とした新聞広告のうちで、標準活字を中心に、一段組みでつくられた小型の広告で、特定の紙面に一まとめにされているものをさす。広告の原型の一つであり、一行単位で広告料が計算されるため案内広告独自の凝縮した用語ができている。

ウィキペディア

アンテナショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/13 06:36 UTC 版)

アンテナショップ（Antenna shop）とは、企業や地方自治体などが自社あるいは地元の製品を広く紹介したり、消費者の反応を探ったりする目的で開設する店舗のこと。地域活性化センターによると、アンテナショップの始まりは1994年ころ。バブル経済の崩壊で増えた東京有楽町や銀座の空き家店舗を利用して自治体が地域の特産品を売り始めたことがきっかけ。

ウィキペディア小見出し辞書

アンテナショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/17 09:29 UTC 版)

「天野実業」の記事における「アンテナショップ」の解説

アマノ フリーズドライステーション東京店 （東京都千代田区丸の内二丁目 JPタワー KITTE内） …… 2013年（平成25年）開業。 福山店 （広島県福山市道三町 本社内1階） …… 2015年（平成27年）3月13日開業。

アンテナショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/10 08:04 UTC 版)

「日本橋 (東京都中央区)」の記事における「アンテナショップ」の解説

地方自治体のアンテナショップ集積地としては銀座や有楽町地区と並び、各地の名産品を購入する人も多い。

アンテナショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/16 21:47 UTC 版)

「山村乳業」の記事における「アンテナショップ」の解説

東京都中央区日本橋室町にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」にて販売。

アンテナショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/24 14:25 UTC 版)

「灘五郷」の記事における「アンテナショップ」の解説

神戸市中心街にアンテナショップ「灘の酒蔵通」（中山手通「北野工房のまち」内）を開設しているほか、新酒を試飲（有料）できる持ち回りの「蔵開」などを実施したり、イベントに出展・参加したりしている。

Weblio日本語例文用例辞書

「アンテナショップ」の例文・使い方・用例・文例

• 都内のアンテナショップをめぐる旅に出よう。
• 原宿にアンテナショップを開店しました。
• 秋葉原に開店予定のアンテナショップの用地を選定しています。
• その駅のゾーンには，主要菓子メーカー数社がアンテナショップを開設している。
• 企業は新商品を発表し，顧客の反応を聞き出すためにアンテナショップを使う。
• これはグリコの全国で17番目のアンテナショップであり，キッチンが設置された初めての店舗だ。