アンチラグシステム
ターボエンジンにつきもののアクセルレスポンスの遅れを解消するシステム。2次燃焼システムとも呼ばれる。アクセルオフ時に空気と燃料をエキゾーストマニホールド内に導き、加熱されたマニホールド内で自然燃焼されるもので、この燃焼によってターボの回転が常に高く保たれ、再びアクセルを開いたときに鋭いレスポンスをみせるようになる。グループB時代のアウディ・クワトロやプジョー205で使用され、グループAでは1992年ごろから使用されるようになった。現在ではグループNでも常識化しており、ターボラリーカーには欠かせないシステムとなっている。
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