アストン・ヴィラ復帰
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「ジャック・グリーリッシュ」の記事における「アストン・ヴィラ復帰」の解説
2014-15シーズンにヴィラに復帰。シーズン途中に監督がポール・ランバートからティム・シャーウッドに交代してから頭角を表し、苦しいチーム状況の中奮闘を続け、ヴィラのプレミアリーグ残留に貢献。一方チームはFAカップ戦では快進撃を展開し、グリーリッシュは決勝戦にも出場した。 2015-16シーズンは、9月13日のレスター・シティFC戦で、プロ入り初ゴールを決めた。11月21日、プレミアリーグ第13節にてエヴァートンFCに敗れた後、マンチェスターのナイトクラブにて夜遊びしている姿が報道される。これを受けて、アストン・ヴィラはグリーリッシュをセカンドチームに降格させた。12月8日よりトップチームの練習へ復帰している。このシーズン、アストン・ヴィラは3勝27敗8分けという成績で1987-88シーズン以来の2部降格という結果に終わった。 2016-17シーズン、2部でのシーズンとなった9月にグリーリッシュがバーミンガムのホテルで騒ぎを起こしていたことが発覚。リザーブチームへの追放が発表され、3試合の欠場が決定した。復帰後は再びスタメンとして試合に出場。結果、シーズン13位でフィニッシュし、グリーリッシュは31試合5ゴール5アシストでシーズンを終えた。 2017-18シーズンより、ジョルダン・アイェウ退団以降空き番号であった背番号10番を着用。さらには、元イングランド代表DFジョン・テリーが加入し、メンタル面が大きく成長。このシーズンは怪我の影響で27試合の出場に留まるも、3ゴール5アシストを記録。このシーズン、アストン・ヴィラはプレーオフ圏内の4位で昇格プレーオフに進出した。プレーオフ準決勝ミドルスブラFC戦1stレグではコーナーキックから貴重な先制点をアシストし、デュエル勝利数は20を記録するなど活躍し、2ndレグでもピッチ上を駆け回り、2戦合計1-0で決勝進出を決めた。シーズン終了時には、トッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシーなど強豪クラブがグリーリッシュの獲得に乗り出した。この時アストン・ヴィラは、財政的に苦しく放出もやむなしかと報じられた。しかし、7月の中旬にエジプトの大富豪ナーセフ・サウィーリス、トニー・シャーという共同オーナーが誕生し、グリーリッシュらほとんどの主力選手が残留し、2023年夏まで契約を延長した。 2018-19シーズンは怪我によって3ヶ月ほど離脱するも、3月2日のダービー・カウンティ戦で復帰した。この試合では初めてキャプテンを務め、前半アディショナルタイム、グレン・ウィーランが蹴ったコーナーキックのボールをダイレクトで右足を振りぬき、元イングランド代表GKであるスコット・カーソンも反応できないゴールを叩き込んだ。なお試合はそのまま4-0でアストン・ヴィラが勝利。その後、3月10日のバーミンガム・シティFCとのダービーマッチにおいてピッチに侵入した相手チームのファンに背後から殴られ、その後侵入したファンは逮捕されるという事件が起こった。しかし、その後グリーリッシュ自身の得点によりアストン・ヴィラが勝利した。シーズン5位ながら昇格プレーオフで4位ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCを、決勝で6位ダービー・カウンティを撃破し、キャプテンとして4シーズンぶりのプレミアリーグ復帰に導いた。このシーズン、グリーリッシュとのコンビでゴールを25ゴールを決めたタミー・アブラハムと共にリーグのベストイレブンに選出された。シーズン後、またしてもトッテナムからオファーを受けるも、ヴィラ愛を貫くグリーリッシュは交渉を拒んでいると報じられた。 2019-20シーズンも主将として、プレミアリーグ残留に貢献、リーグ戦で8ゴール6アシスト(EFLカップでは2ゴール2アシスト)を記録するなど、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどからの関心が報道された。 2020-21シーズン開幕間もない9月15日、「My city. My club. My home. 」とツイートしクラブとの契約を2025年まで延長。同日夜に行われたリーグカップ2次ラウンドのバートン戦では88分に決勝点を挙げる活躍をした。同シーズンのリーグ戦出場は26試合ながら、12アシストを決める活躍を見せた。
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