なめとこ山の熊
作者宮沢賢治
収載図書改編 風の又三郎―ガラスのマント
出版社角川書店
刊行年月1988.12
シリーズ名角川文庫
収載図書注文の多い料理店
出版社新潮社
刊行年月1990.5
シリーズ名新潮文庫
収載図書長岡輝子、宮沢賢治を読む 6 なめとこ山の熊
出版社草思社
刊行年月1991.2
シリーズ名草思社CDブック
収載図書新 校本宮沢賢治全集 第10巻 童話 3
出版社筑摩書房
刊行年月1995.9
収載図書宮沢賢治 童話への招待―作品と資料
出版社おうふう
刊行年月1995.11
収載図書童話集 風の又三郎 他十八篇
出版社岩波書店
刊行年月2003.4
シリーズ名岩波文庫
収載図書銀河鉄道の夜
出版社小学館
刊行年月2004.12
シリーズ名齋藤孝の音読破
収載図書宮沢賢治/早川孝太郎
出版社新学社
刊行年月2005.12
シリーズ名近代浪漫派文庫
なめとこ山の熊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 15:05 UTC 版)
「なめとこ山の熊」(なめとこやまのくま)は、宮沢賢治が執筆した童話。渡部芳紀編『宮沢賢治大辞典』(勉誠出版、2007年(平成19年))では、賢治が亡くなった翌年の1934年(昭和9年)7月に耕進社より刊行された『現代童話集』(児童文学研究会編纂)への所収を初出とする続橋達雄の説が紹介されている。
賢治が職業猟師をどう見つめていたかが書き綴られ、資本主義経済における搾取性にも言及した点でも貴重な作品である。文体のほとんどは、賢治の童話作品では珍しく「常体」で書かれている[1]。
- ^ 熊が小十郎の家の前で死んでいた場面のみ敬体で書かれている。
- ^ 小十郎の台詞に「畑はなし」という箇所があるが、そのあとの本文では「少しの畑からは稗(ひえ)がとれるのではあったが米などは少しもできず」と説明されている。
- ^ この研究史の概要については、中路正恒(京都造形芸術大学教授)のブログ世界という大きな書物の2008年9月12日「淵沢小十郎のモデル松橋和三郎をめぐる高橋健二氏からの聞書き」を参照。
- 1 なめとこ山の熊とは
- 2 なめとこ山の熊の概要
- 3 淵沢小十郎の「モデル」
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