三省堂 大辞林 |
だいなごん 3 【大納言】
(2)明治の太政官制の官職。1869年(明治2)設置、71年廃止。
(3)アズキの栽培品種。粒が暗赤色で大きい。大納言あずき。尾張あずき。
豆の種類 |
大納言(だいなごん)
| あずきの中で特に大粒な特定の品種群は、「大納言」と呼ばれ、流通・加工上、普通のあずき品種とは区別されています。その名前の由来は、この品種群のあずきは、大粒なだけではなく、煮たときに皮が破れにくい特徴を持ち、いわゆる「腹切れ」が生じにくいことから、切腹の習慣がない公卿の官位である「大納言」と名付けられたとも言われています。江戸時代には、「大納言」と同じように煮ても皮が破れにくい特徴を持っているものの、「大納言」より小粒なため、「中納言」、「少納言」と名付けられた品種もあり、現在も一部地域に残っています。 | |
| 大納言の栽培面積が一番多いのは北海道ですが、兵庫県、京都府で栽培されている「丹波大納言」は種皮が赤く、大粒で俵型をしており、江戸時代から知られていました。現在、北海道で栽培されている品種には、「アカネダイナゴン」、「とよみ大納言」などがあり、兵庫県、京都府にはそれぞれ「丹波大納言」、「京都大納言」などの品種があります。 大納言は大粒で、煮くずれしにくいことなどから、甘納豆など豆粒の形状を保った豆製品の原料として用いられます。 |
「だいなごん」の用例一覧
芥川龍之介 道祖問答 (青空文庫)
言 ( だいなごん ) 藤原道綱 ( ふじわらみちつな ) の子と生れて、 天台座主慈恵 ( てんだいざすじえ ) 大僧正の 弟子 ( でし ) となったが、 三業 ( さんごう ) も 修 ( しゅ...
www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/135_15221.html
紫式部 與謝野晶子訳 源氏物語 桐壺 (青空文庫)
いき ) の中でも、ただ深い御愛情だけをたよりにして暮らしていた。父の 大納言 ( だいなごん ) はもう故人であった。母の未亡人が生まれのよい見識のある女で、わが娘を現代に勢力のある 派手 ( はで ) な家...
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芥川龍之介 続野人生計事 (青空文庫)
しこれは近世のことである。 宇治拾遺物語 ( うぢしふゐものがたり ) によれば、 藤大納言忠家 ( とうだいなごんただいへ ) [#「ルビの「とうだいなごんただいへ」は底本では「とうだいなごんだたいへ」] も、「いまだ 殿上...
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