だいなごんとは? わかりやすく解説

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だい‐なごん【大納言】

読み方:だいなごん

律令制で、太政官(だいじょうかん)の次官大臣に次ぐ官で、正三位相当。大臣とともに政務参与し大臣不参のときは代行した亜槐(あかい)。亜相。おおきものもうすつかさ。

明治初期太政官制における官職左右大臣参議とともに太政官構成した

大納言小豆(あずき)」の略。


大納言(だいなごん)

あずきの中で特に大粒特定の品種群は、「大納言」と呼ばれ流通・加工上、普通のあずき品種とは区別されています。その名前の由来は、この品種群のあずきは、大粒なだけではなく煮たときに皮が破れにくい特徴持ちいわゆる腹切れ」が生じにくいことから、切腹習慣がない公卿官位である「大納言」と名付けられたとも言われています。江戸時代には、「大納言」と同じよう煮ても皮が破れにくい特徴持っているものの、「大納言」より小粒なため、「中納言」、「少納言」と名付けられ品種もあり、現在も一部地域残ってます。
大納言の栽培面積が一番多いのは北海道ですが、兵庫県京都府栽培されている「丹波大納言」は種皮赤く大粒で俵型をしており、江戸時代から知られいました。現在、北海道栽培されている品種には、「アカネダイナゴン」、「とよみ大納言」などがあり、兵庫県京都府にはそれぞれ丹波大納言」、「京都大納言」などの品種あります

大納言は大粒で、煮くずれしにくいことなどから、甘納豆など豆粒形状保った製品原料として用いられます。


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