きりかえし

デジタル大辞泉

きり‐かえし〔‐かへし〕【切（り）返し】

読み方：きりかえし

１ 切りかかってきた相手に逆に切りつけること。また、相手の攻撃にすばやく反撃すること。

２ 批判に反論したり、自分に向けられた質問などにうまく答えたりすること。

３ 剣道で、正面打ちと左右の横面打ちとを連続して行う練習法。

４ 相撲のきまり手の一。相手の膝(ひざ)の外側に自分の膝の内側をあてて横後ろにひねり倒すもの。

５ 田の土を掘り返し、細かくなるように耕すこと。田解(たほど)き。

６ 樹木の枝を、すべて途中から切り落として短くする剪定(せんてい)法。

７ 映画で、カットバックのこと。

８ 自動車の運転で、一方に回したハンドルをすばやく反対方向に回すこと。

９ 相場で、下落を続けていた価格が急上昇すること。

日本語活用形辞書

切返し、切り返し

読み方：きりかえし

サ行五段活用の動詞「切返す」「切り返す」の連用形である「切返し」「切り返し」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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産廃・リサイクル・環境用語辞典

切り返し（きりかえし）

　コンポストの好気性醗酵を促すために、堆積物の上下を入れ替えて空気に晒す（さらす）操作。そのための装置もある。

日本酒用語集

切返し（きりかえし）

製麹中（せいきくちゅう）、床もみ後10～20時間たつと、麹菌が生育をはじめて温度が上がり、堆積米の内外で温度と水分が不均一になるために、堆積をもみほぐし混合して均一にするとともに、酸素を補う作業をいう。最近、切返しを省略して製麹する方法も行われている。

隠語大辞典

切返

読み方：きりかえし

1. 本類「おき」（※「おき」）同意。〔第三類　犯罪行為〕
2. 停車場待合室又は銀行等にて鞄其他の包物を窃取逃走するものを云ふ。「おき、おきひき、おきかえ、おきしき」に同じ。同項参照。
3. 停車場待合室。又は銀行等にて鞄その他の包物を窃取逃走するものをいう。「おきひき、おき、おきかえ、おきしま」に同じ。

切返

読み方：きりかえし

1. 賍品を元の場所へ返す事を云ふ。
2. 一旦窃取せしものを元の場所へ密かに返す事を云ふ。

分類 一般犯罪者

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