きむはく【キムハク】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10982号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | はくさい | |
登録品種の名称及びその読み | きむはく よみ:キムハク | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松本悦夫、塩川正則、塚田元尚、藤森基弘、柳沢京子、芹澤啓明、土屋宣明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統を母系及び父系とする交雑品種であり、草姿は中、葉の色はやや濃緑で、球内の着色は濃く、晩生で根こぶ病及び黄化病抵抗性を有する品種である。草姿及び子葉の大きさは中、はい軸の色は淡緑、色素は無である。葉形はやや長、葉先の形はやや平、葉の大きさはやや大、色はやや濃緑、色素は無、光沢は中、毛じはやや目立たない、葉縁の波うち及び切れ込みは中、葉面の凹凸はやや多である。結球性は結球、結球葉数はやや少、形はⅡ型、球高はやや大、球径はやや小、球重はやや小、かぶりは中、中肋の長さはやや長、幅は中、球内の着色程度は濃、球のしまりはややゆるい、在ほ性は中、早晩性は晩、春まき適応性は無、抽だい性は中、べと病及び根こぶ病抵抗性は強である。「優黄」と比較して、葉色が濃いこと、球高が大きいこと等で、「CR清雅65」と比較して、葉色が濃いこと、早晩性が晩であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統(キャベツ「De Montage」、はくさい「松島」、「初風」、「弘法」及び「CR歓呼」を素材として育成)を母系とし、同じく育成系統(中国から導入した品種に「初風」を交配して育成)を父系とする交雑品種であり、平成10年から長野県野菜花き試験場(長野市)において交配組合せ検定試験及び特性の調査を行い、11年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。 |
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