お局
お局
お‐つぼね【▽御▽局】
お局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 03:56 UTC 版)
お局とは、会社などの職場を仕切る古参の女性社員を意味し「意地悪」かつ「口うるさい」「独身のままである」相手といったニュアンスを含んだ俗語としても用いられる言葉である。元来「お局」という言葉自体は、宮中や江戸時代の大奥などで「局(つぼね:仕切りで隔てた個室)を与えられた女官(女中)」として古くから使われているものであるが、1989年に地上波放送された大原麗子出演のドラマ作品『春日局』が切っ掛けとなって同年から全国で流行語的に用いられたのを機に俗語として広まった。現在は年季の入った社員やOLの中でそういった煩わしい存在を陰で嘲ったり侮蔑する際に使われることが多く、お局様という丁寧な言い回しも使われるが意味自体に差異はなく、かえって皮肉や嫌みが込められた感が強い。 この『お局』に関しては「会社内での人間関係によるトラブルが後を絶たない」といった問題もあり、現時点では全国の会社がその問題に対し社規に基づく対応が間に合わず終いである点が目立ち気味となっている。
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