おちゃひきとは? わかりやすく解説

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おちゃ‐ひき【御茶×挽き】

読み方:おちゃひき

茶挽き2」に同じ。→御茶を挽(ひ)く


おちゃひき

  1. 看守押丁ノコトヲ云フ。〔第五類 官吏官舎部・長野県〕

分類 長野県


お茶挽

読み方:おちゃひき

  1. 芸娼妓が客がなくて遊んで居る事をいふ。もとは留守番をして居るものが茶を挽く習慣があつたから来たものである。〔花柳語〕
  2. 〔花〕座敷が掛らず、売れ残つた芸娼妓お茶挽きといふ。昔流行らぬ女郎には過怠としてを挽かせたるより起つたといひ、又眠気さましにを挽かせたものともいふ。「アタリバコ」の条参照
  3. 嬉遊笑覧(きいうせうらん)』に曰く茶を挽くといふことは道恕(だうぢょ)が説に慶長の頃迄は歴々御方兼日約束にて明日誰か家の何と云ふ太夫手元にてをたべに参る杯とこころやすき同士誘引あるきしとなり今に至る迄隙がちなる傾城お茶を挽くといふも此節よりの癖なりといへるは非なり唯徒然にてさひしきさまをいふなり元隣が発句に「花を見て留主(るす)してひく座頭かな(続山井)」松風の音やをひく神の留主をば留主居などにひかするならひと見えたり寂しき体おもふへし女郎もてなしにたとへたるは散茶以来専らなり』と、同じ売笑婦仲間の事なれば其の侭使用する至りしならん、今はテイー又はオールテイーなどと云ふ半可もあり。妓の売れざるを云ふ。
  4. 芸娼妓が客がなくて遊んで居る事をいふ。もとは留守番をして居るものが茶を挽く習慣があつたから来たものである
  5. 〔俗〕芸娼妓が客をとりえずして遊んでゐること。留守番のものが茶を挽く習慣がありしより出づ
  6. 芸娼妓が客なくして遊んで居る事を云ふ。あがりばな参照
  7. 芸者女郎売れないこと。
  8. 芸者女郎が客がなくて遊んでいること、留守番の者が茶を挽く習慣となつていたところから出た語。故に花柳界では「ということ縁起が悪い言葉としている。

分類 花、花柳界花柳


茶挽

読み方:おちゃひき

  1. 法庭(※ママニテ取調ナク戻リタルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作部・長野県〕
  2. 法廷ニ於テ取調べナク、其侭再ビ、監獄ニ引戻サルルヲ云フ。〔第四類 言語動作

分類 長野県

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