THE BLUE HEARTS 影響

THE BLUE HEARTS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/16 23:09 UTC 版)

影響

  • 彼らの残した影響は強く、2000年代前半に起こった青春パンクブームでブレイクしたバンドの多くが、ブルーハーツの影響を強く受けていることを公言している。音楽界以外にも、彼らから影響を受けたと語る有名人は多数いる。
  • 爆風スランプサンプラザ中野くんは、知人のつてで知ったメジャーデビュー前のブルーハーツの曲を聴いて衝撃を受け、当時自身がパーソナリティを務めていた『サンプラザ中野のオールナイトニッポン』でディレクターに、この曲を掛けたいと希望を出して番組で流したところ大反響を呼び、そこから一躍ブルーハーツのメジャーデビューにつながったという[10]
  • 劇団 第三舞台の主宰・鴻上尚史は、自身がパーソナリティを務めた『鴻上尚史のオールナイトニッポン』内で、幾度となくブルーハーツ好きを公言しており、ライブにも度々足を運び、感想を語っていた。「1985」(鴻上曰くソノシート音源)をフルで流したり、88年2月12日の武道館ライブを見に行った日の深夜の放送では、その日披露されたばかりの新曲「青空」のライブ音源を流したりと、この番組でしか聴けない音源も多かった。後に自身の映画に「青空」を挿入歌として使用している。
  • 1989年、作家の吉本ばなならが『僕の話を聞いてくれ』という、ブルーハーツを絶賛する本を出した。吉本ばななは、「I Love ザ・ブルーハーツ」というタイトルで寄稿し、本の帯に「ブルーハーツは全員、丸ごとの自分をきちんと大事にしている。これは大変贅沢で、かなり素晴らしいことに違いない」と書いた。
  • 漫画家の森田まさのりは、メンバーをモデルとしたキャラを『ろくでなしBLUES』(週刊少年ジャンプ連載)に登場させた。また、「英雄にあこがれて」と題された回では、同タイトルのブルーハーツの楽曲(『YOUNG AND PRETTY』収録)の歌詞を作中で引用している。また、ヒロインの初恋の思い出の曲として、「リンダリンダ」を作中で引用し、1話作っている。
  • 2002年、香取慎吾主演のフジテレビ系ドラマ『人にやさしく』の主題歌と挿入歌に起用され、CDが再発。ブルーハーツをリアルタイムで聴いていない世代も多く聴くきっかけとなった。
  • 大森うたえもんはブルーハーツの解散発表直後にファンレターを書いており、そのファンレターにはブルーハーツの楽曲名が25曲(「もどっておくれよ」は「もどってくれ」と書かれている)も書かれており、さらに「君のため」の歌詞を引用するなどしている。
  • 2004年、鴻上尚史が、ブルーハーツの楽曲19曲を使った音楽劇『リンダリンダ』を公演した。山本耕史松岡充SILVAらが主演。
  • 2005年、『リンダ リンダ リンダ』という映画が制作された。
  • 2006年、「ラブレター」の歌詞を基にして作られた映画、『ラブレター 蒼恋歌』公開。同年には、このほか「1001のバイオリン」や「リンダリンダ」も、それぞれ別のCMソングとして起用されている。
  • 2006年 プロ野球中日ドラゴンズ藤井淳志選手が入団時、入場曲を中日スポーツで公募してブルーハーツの『TRAIN-TRAIN』に決めた。また、2009年からはブルーハーツの『キスしてほしい』を入場曲に使用している。
  • 2015年 テレビアニメ『ローリング☆ガールズ』が放映。各話のサブタイトルがブルーハーツの楽曲名となっている。また、主題歌や挿入歌では、主要キャストによりブルーハーツの数多くのカバー曲が歌われている。
  • 5月28日放送の関ジャム完全燃SHOWの「日本のギタリスト列伝」というコーナーで真島が選出される。「月の爆撃機」のライブ映像の一部が放送された。
  • ザ・カセットテープ・ミュージック』では今までに、「1985」、「青空」、「未来は僕等の手の中」「月の爆撃機」が放送された。

注釈

  1. ^ 日本の高校野球応援歌では、ザ・ブルーハーツのヒット曲を取り入れる高校が数多く存在している。

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