Tカード PASMO導入後

Tカード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 02:28 UTC 版)

PASMO導入後

2007年3月18日からJR東日本の「Suica」と相互利用ができ、かつ首都圏の路線バスと共通で使用するICカードPASMO」が発売され、その引き換えとしてパスネット(Tカード)は券売機のみの発売となった。翌2008年(平成20年)1月10日の終電をもって発売を終了、3月14日の終電をもってパスネット(Tカード)の自動改札機での使用を終了した。

その後も券売機等での乗車券購入等で利用可能だったが、利用状況の減少・PASMOへの代替が進んだことにより、2015年3月31日をもってTカード(「パスネット」表記の有無に関係なく)の券売機等での利用が終了され、払い戻しの取り扱いも資金決済に関する法律に基づいて2018年1月31日をもって終了することが明らかになった[3]

都電・都バス用のTカードについては、2009年12月22日の交通局ニュースリリースにて発表された「バス共通カードのサービス終了について」の告知内には全く触れられなかった。その後、2010年1月13日付けの交通局ニュースリリースで、2010年7月31日をもって都バス乗継割引カードとともに利用終了することを発表[4]。これに伴い、取り扱い終了の翌日から5年間までの間、プレミア分を差し引いた上で無手数料での払い戻しを実施した。

脚注

関連項目


  1. ^ “ストアード・フェア・システム「Tカード」 都バス全車両に導入 東京都交通局来月11日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1993年10月30日) 
  2. ^ “都営地下鉄の車内でニュースや音楽--11月1日スタート”. 毎日新聞(東京朝刊/社会) (東京都: 毎日新聞社): p. 27. (1994年10月14日) 
  3. ^ パスネットの使用終了と残額の払い戻しについて パスネット協議会 2014年12月15日発表
  4. ^ 乗継割引カード及び都バス都電専用Tカードの取り扱い終了について(東京都交通局ニュースリリース 2010年1月13日発表)


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