KEYBOARDMANIA KEYBOARDMANIAの概要

KEYBOARDMANIA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/13 15:16 UTC 版)

キーボードマニア
KEYBOARDMANIA
ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 アーケードゲーム
PlayStation 2
発売元 コナミ
人数 1人 - 2人
発売日 1…2000年
2…2000年
3…2001年
デバイス キーボード
その他 セッションプレイ可能
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KEYBOARDMANIA 3rdMIX 筐体

概要

GUITARFREAKS』、『drummania』と同様に実際の楽器をモチーフとした音楽シミュレーションゲームで入力デバイスにはヤマハ製の2オクターヴのキーボードを搭載する[3]

KEYBOARDMANIA 3rdMIXでは、GUITARFREAKS 5thMIX、drummania 4thMIXとのセッションが可能となっている。(マルチセッションGDKも参照)演出面においては、上記二機種とは異なりサイバーなイメージとなっている。元々、pop'n musicの新作として開発していたこともあり、類似する部分がある。

アジアをはじめ、海外でも発売されており、ほとんどの地域では名称は"KEYBOARDMANIA"のままであるが、韓国では"KEYBOARDHEAVEN"(キーボードヘブン)に名称を変更して発売されていた[注釈 1]

初心者はもとより鍵盤楽器の演奏に素養がないプレーヤーにとってはハードルが高く、3rdMIXをもって完結したが、本作の楽曲が他のBEMANIシリーズに移植されるようになった。

続編が止まったのちも公式サイトはそのまま維持されたが、2013年2月をもって閉鎖された。

2017年7月には同じく鍵盤楽器を模したゲーム『ノスタルジア』が新たに稼働している。

基本ルール

2オクターブ(24鍵)とホイールを用いて演奏し、規定数の曲をこなすのが目的。2オクターブ(24鍵)は鍵盤楽器ではかなり少ない部類に入るが[注釈 2]、音楽ゲームとしては破格のレーン数を誇っている。

画面上部から落ちてくるノート(オブジェ)が画面下部の赤いラインに重なった時に、対応したデバイスを操作する(押す、あるいは倒す)ことで、そのタイミングの正確さに応じて「GREAT・GOOD・MISS」の3段階の判定がなされる。また、ビーム状に伸びている「ロングノート」と呼ばれる押しっぱなしのオブジェはビームが伸びている間押しっぱなしにする必要があり、押し始めと離したときに判定がある。また判定基準の幅も曲により異なっており、一定しない。

ステージクリアの条件は曲が終了時に、画面に表示されている「グルーヴゲージ」が一定量に達していることで、これは演奏の判定がGOOD以上であれば上昇、MISSであれば下降する。曲終了時に満たない場合、もしくはゲージが0になった時点でゲームオーバーとなる(コンティニューは可能)。規定のステージ数をこなすことでゲームクリアとなる。

プレイオプション

本シリーズの作品をプレイするにあたり、使用可能なオプションについて解説する。

プレイオプションについては原則としてゲーム開始時、タイトル画面表示中に行う形となる。

MIRROR
オブジェクトの配列がホイールを除いて左右反転する。
HI-SPEED
譜面の速度が速くなるモード。ノートの間隔も変わるため、曲そのものの速度には影響しない。
倍率を1x~4xまで変更可能。
DOUBLE
2人用の譜面を1人でプレイするモード。
HIDDEN(2ndMIX以降)
譜面の途中でノートが消えるモード。記憶力とより正確なリズム感が必要となる。
ANOTHER
一部曲のみ、より難しいANOTHER譜面をプレイすることができる。

注釈

  1. ^ MANIAという表記が良く思われていないため
  2. ^ 鍵盤楽器の標準鍵盤数は61鍵。これより多い部類では73鍵からアコースティックピアノと同等の88鍵まであり、逆に少ない部類でもMIDIキーボードやショルダーキーボードのように37鍵から44鍵まで備える楽器も存在する。

出典



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