9x19mmパラベラム弾 9x19mmパラベラム弾の概要

9x19mmパラベラム弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/10 17:27 UTC 版)

9x19mm Parabellum
通常弾(左)とホローポイント弾(右)
種類 拳銃弾
原開発国 ドイツ
製造の歴史
設計者 ゲオルグ・ルガー
設計時期 1901
生産期間 1902-現在
特徴
元モデル 7.65x21mmパラベラム弾
薬莢形状 リムレス, ストレージ
弾丸 9.01 mm (0.355 in)
首径 9.65 mm (0.380 in)
底面径 9.93 mm (0.391 in)
リム径 9.96 mm (0.392 in)
薬莢長 19.15 mm (0.754 in)
全長 29.69 mm (1.169 in)
雷管のタイプ Small pistol
弾丸性能
弾頭重量/種類 初速 エネルギー
7.5 g (116 gr) FMJ 360 m/s (1,200 ft/s) 483 J (356 ft⋅lbf)
8.0 g (123 gr) FMJ 350 m/s (1,100 ft/s) 494 J (364 ft⋅lbf)
9.5 g (147 gr) FMJ 300 m/s (980 ft/s) 442 J (326 ft⋅lbf)
算出時の銃砲身の長さ: 102 mm
出典: Federal Cartridge [1]
3種類の弾丸: アンジャケッテッド()、フルメタルジャケットホローポイント弾

この弾は反動が比較的弱いが、非常にフラットな弾道を示す。優れた点は、小さく多弾装化が容易であることと、実包の製造に大した原料を必要としないところにある。

現在では世界で最も広く使用されている弾薬であり、民間でもこの弾を使用する小火器が広く使用されている。さらには第二次世界大戦以降、世界で使用される短機関銃用弾薬の主流でもある。

パラベラムの名はラテン語のことわざ「Si Vis Pacem, Para Bellum」(平和を望むならば戦いに備えよ)に由来しており、「戦いに備えよ」の部分を取り出したもの。そしてこれはDWMのモットーでもあった。

価格は50発あたり約12ドル(2012年・ウォルマート調べ)。


  1. ^ Federal Cartridge Co. ballistics page”. 2007年9月25日閲覧。


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