新幹線300系電車
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形式および車種
本系列に属する各形式名とその車種は以下のとおり。
ユニットは2M1Tの3両を一組とする構成で、1号車(博多寄り先頭車)の323形は1両のみでユニットに属さないTC。2 - 16号車は、質量配分の平均化を狙い2両の電動車 (M) が1両の付随車 (T) の両端を挟む計3両M1+Tp+M2で1ユニットを構成する。この構成は新幹線車両では本系列のみとなっている。
300系編成表[30] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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番台としては、試作編成である(J0→)J1編成は9000番台を、J2編成以降は0番台を、F編成は3000番台を名乗る。
- 315形 (M1S)
- グリーン席を備える中間電動車。8号車として使用。主変換装置などを搭載する。定員68名(2+2シートが17列)。
- 316形 (M2S)
- グリーン席を備える中間電動車。10号車として使用。車掌室を備え、主変換装置などを搭載する。定員68名(2+2シートが17列)。
- 319形 (TpS)
- グリーン席を備える中間付随車。9号車として使用。荷物保管室、業務用室、便所、洗面所を備え、主変圧器などを搭載する。定員64名(2+2シートが16列)。かつて集電装置が搭載されていた。
- 322形 (M2C)
- 普通席を備える制御電動車。16号車として使用。東京向き運転台を備え、主変換装置などを搭載する。定員75名。
- 323形 (TC)
- 普通席を備え、唯一ユニットに属さない制御付随車。1号車として使用。博多向き運転台、便所、洗面所を備える。定員65名。
- 325形
- 普通席を備える中間電動車。主変換装置などを搭載する。
- 0・3000・9000番台 (M1)
- 2・14号車として使用。定員100名。
- 500・3500・9500番台 (M1w)
- 5号車として使用。便所、洗面所を備える。定員90名。
- 700・3700・9700番台 (M1h)
- 11号車として使用。便所、多目的室、洗面所、車内販売準備室、車椅子対応設備を備える。定員63名(700・3700番台)73名(9700番台)。
- 326形
- 普通席を備える中間電動車。主変換装置などを搭載する。
- 0・3000・9000番台 (M2)
- 4号車として使用。定員100名。
- 400・3400・9400番台 (M2k)
- 7号車として使用。便所、洗面所、車内販売準備室を備える。定員75名。
- 500・3500・9500番台 (M2w)
- 13号車として使用。便所、洗面所を備える。定員90名。
- 328形 (Tp)
- 普通席を備える中間付随車。6・12号車として使用。主変圧器、集電装置などを搭載する。定員100名。
- 329形 (Tpw)
- 普通席を備える中間付随車。便所、洗面所、車販準備室を備え、主変圧器などを搭載する。
- 0・3000番台
- 3号車として使用。定員85名。
- 9000番台
- 3号車として使用。かつて集電装置が搭載されていた。定員85名。
- 500・3500番台
- 15号車として使用。定員80名。
- 9500番台
- 15号車として使用。かつて集電装置が搭載されていた。定員80名。前述の通り、1993年の量産化改造時に9000番台から改番された。300系で唯一、改番を伴う改造を受けた車両である。
注釈
- ^ J2編成の各車両は1992年2月5日、100系G46編成の各車両は同月28日落成[5]。
- ^ N700系の場合は、車枠と車体の中心ピン(牽引装置)との間に左右動ダンパを比例電磁弁リリーフ方式による無段階減衰力調整式のセミアクティブサスペンションに変更している。
- ^ J編成はグレー、F編成は白。
- ^ この車両構成はのちの東海道・山陽新幹線における500系・700系・N700系16両編成でも採用されている。
- ^ 100系ではV編成(グランドひかり)のみグリーン席に衛星放送受信可能な座席内蔵の液晶テレビが設置されていたが、本系列以降はグリーン席からテレビサービスが廃止されている。
- ^ 500系は1名多い1,324名であり、300系・700系・N700系とは1車両毎の乗車定員が異なる。また、運転席の後側には乗降口は存在しない。
- ^ グリーン車の前後に設けることで、普通車利用客によるグリーン車通り抜けを極力防ぐ目的もある。
- ^ 実際、営業中の本系列を使用して撮影されたドラマ「新幹線物語'93夏」や「新幹線'97恋物語」では、列車の振動で登場人物がよろける描写が多く存在する。
- ^ J1編成(旧J0編成)は1 - 4号車を川崎重工業、5 - 10号車を日本車輌製造、11 - 16号車を日立製作所が製造した。
- ^ 試験や岡山・広島発着の「ひかり」で入線した実績はある。
出典
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- ^ 東芝「東芝レビュー」1992年3月号「300系新幹線量産車の電気品を納入」p.249。主変換装置、主変圧器、主電動機、渦電流ブレーキ装置、補助電源装置、空調装置、モニタ装置などを製作した(量産車)。
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- ^ 平成24年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース
- ^ a b 東海道・山陽新幹線から来春300系が引退します (PDF) - 東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道 2011年10月20日
- ^ 運転計画|ありがとう300系 - JR東海「ありがとう300系」スペシャルサイト(インターネットアーカイブ)
- ^ a b 100系・300系新幹線営業運転終了に伴うイベントの開催について - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2012年1月18日
- ^ LAST RUN|ありがとう300系 - 東海旅客鉄道「ありがとう300系」スペシャルサイト(インターネットアーカイブ)
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- ^ JR東海博物館(仮称)に0系新幹線搬入。 - 編集長敬白 鉄道ホビダス2010年8月10日
- ^ 【社長会見】リニア・鉄道館 700系新幹線電車の展示について - JR東海ニュースリリース
- ^ 「鉄道ファン」2014年5月号
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