金田一少年の事件簿 スピンオフ作品

金田一少年の事件簿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 02:40 UTC 版)

スピンオフ作品

高遠少年の事件簿
本編を担当するさとうふみやが作画を担当。一のライバルである高遠遙一を主人公に、彼の高校生時代の出来事を描いたエピソード。2013年12月から2014年3月にかけて『マンガボックス』にて公開。のちに講談社コミックスにて単行本化された。本編を上回るショッキングな描写が特徴。
金田一少年の1泊2日小旅行
あわ箱作画。全3巻。2014年4月から2016年12月まで『マンガボックス』にて公開。過去の事件現場を再び訪ねたり、事件にまつわるパロディが展開される、ヒロインの七瀬美雪をメインに据えたシュールなブラック・コメディタッチの作品。彼女と一の関係などを描いたロマンティック・コメディの要素もある。原作では死亡したキャラクターが生存しているなどパラレル描写やキャラ崩壊、メタフィクションや下ネタが多い。当初、作画のあわ箱は「金田一少年の痴漢簿」というタイトルを提案したが、編集者に却下されたことがある。「狐火流し殺人事件」を基にした番外編が『週刊少年マガジン』本誌に掲載されたが、単行本には未収録である。
明智警部の事件簿
佐藤友生作画。全5巻。『マガジンSPECIAL』2014年6月号から2016年9月号まで連載。所轄署に配属されていた警部時代の明智健悟を主人公としたエピソード。本編とは異なり、怪人名が存在せず、閉鎖空間での殺人(所謂クローズド・サークル)を扱っておらず、警察内部の深い闇が本格的に取り上げられており、明智と本作のオリジナルキャラクターで準主人公の小林竜太郎の深い友情と別れを描いている。また、これまで明智を主役にしたスピンオフと異なり対象読者である女性を意識しており、本編に頻繁に登場した下ネタや女性キャラのお色気シーンは一切描かれていない。明智と小林の日常を描いた4コマが『マガジンSPECIAL』、本編の絵柄を担当したさとうふみやと本作の絵柄やストーリーを担当した佐藤による合作漫画が『週刊少年マガジン』本誌に掲載されたが、単行本には未収録である。
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿
船津紳平作画。既刊8巻。2017年7月から2020年3月までマンガアプリ『マガジンポケット』限定コンテンツとして公開。本編のエピソード[14]を犯人視点から描いた作品で、エピソードのラストはインタビュアーに対して敗因を語り[15]、「○○のような犯人だったら勝てるかもしれません」という旨の台詞で締め、これが次作の予告も兼ねている。最終回は高遠を除くこれまで登場した犯人が全員登場し、本編の宣伝で締めくくられた。
作風はギャグタッチとなっており、本編連載当時に存在していなかった事象や楽屋オチ、レギュラー陣の言動や本編の粗に対するツッコミ、メタフィクションのネタが多く使われており、犯人が中年女性の場合はなぜかシャワーシーンが登場する[16]。作画も連載当時のさとうふみやの画風に似せたものにしており、単行本版では「外伝煩悩シアター」という4コマ漫画[17]も掲載されている。
当初は3エピソード程度(単行本1巻分)で終了する予定だったが、連載開始直後からTwitterで話題になるなど反響は大きく[18]、第8巻までの売上は180万部を突破した。



  1. ^ 初出時および講談社コミックス版では「墓場島殺人事件」までノンクレジット。この期間に制作されたテレビドラマ版も同様。
  2. ^ 天樹征丸:FILEシリーズ(原案)「オペラ座館殺人事件」 - 「墓場島殺人事件」、Short Fileシリーズ - 新シリーズ(原作)、金成陽三郎:FILE、Short Fileシリーズ(原作)、Caseシリーズ「魔犬の森の殺人」 - 「銀幕の殺人鬼](脚本)。
  3. ^ <金田一少年>27年でコミックス累計1億部突破 37歳の“大人版”も話題、MANTANWEB、2019年6月11日。
  4. ^ 小説版の登場人物が漫画に登場することもあり、小説版を読まないと理解できないネタが登場する場合もある。
  5. ^ ただし、高校受験の際の入試では不動高校始まって以来の好成績を記録している。
  6. ^ 連載時は「FILE20」と記載されていた。
  7. ^ 連載時は「THE LAST CASE」と記載されていた。
  8. ^ 連載時は「金田一少年の最終事件」と記載されていた。
  9. ^ a b c 後のAkechi Fileシリーズ
  10. ^ 初収録は短編集3巻
  11. ^ 初収録はCase3下巻
  12. ^ 初収録は短編集1巻。
  13. ^ 初収録は短編集2巻。
  14. ^ 元ネタとなる本編は長編のFILE・Caseシリーズの全作(「異人館村殺人事件」のみ後述の理由から未登場)、第II期シリーズの一部(短編含む)となっており、小説版や前述以外の短編、20周年記念シリーズは未登場。
  15. ^ 犯人が存命者の場合は拘置所、死者の場合は暗転した背景でソファーに座りながら語る。但し逃亡中の高遠は公園のベンチで語るなど、犯人によっては例外もある。
  16. ^ ただし、陰惨なシーンや下ネタはあまり描かれていない。
  17. ^ 元ネタは講談社コミックス版単行本に掲載されていたさとうによる「六根煩悩シアター」という4コマで、本家同様作者の日常などを描いたコラムタッチとなっている。
  18. ^ 【インタビュー】『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』船津紳平 × 編集フジカワ「"天才"金田一 VS "凡人"犯人の話」 ヴィレッジヴァンガード コミスペ! 2018年6月16日
  19. ^ 『金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ』第5巻より。
  20. ^ 主演は堂本剛(上海魚人伝説殺人事件)、松本潤(幽霊客船殺人事件)、山田涼介(鬼火島殺人事件)。
  21. ^ 番組自体は原作者の出身地である高知局で製作を担当している。
  22. ^ 金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇 まとめ (PS)/ファミ通.com
  23. ^ 金田一少年の事件簿 〜地獄遊園殺人事件〜 まとめ (PS)/ファミ通.com
  24. ^ 金田一少年の事件簿3 〜青龍伝説殺人事件〜 まとめ (PS)/ファミ通.com
  25. ^ 金田一少年の事件簿 〜10年目の招待状〜 まとめ (ゲームボーイ)/ファミ通.com
  26. ^ 金田一少年の事件簿 悪魔の殺人航海 まとめ (DS)/ファミ通.com
  27. ^ a b c 電撃PlayStation Vol.71 1998年4月10日号 139ページ
  28. ^ 週刊文春』1997年8月7日第30号。
  29. ^ 後に発売された公式ガイドブックによると、ファイル1「オペラ座館殺人事件」のメイントリックは『オペラ座の怪人』の作者であるガストン・ルルーの小説から流用しており、終盤に登場するボーガンのトリックだけがオリジナルであった。
  30. ^ 但し、単行本2巻発売後に実施した「犯人総選挙」では「異人館村殺人事件」の犯人もエントリーされており、最終的な得票数は85票と高遠に次いで第2位に付けている。ちなみに、問題となったトリックは犯人が使用したものではない。
  31. ^ ミステリー作家の法月綸太郎もこのトリックについて「(初めて読んだときに)これはどうやら本気で取り組んでいる。侮れない」と評した(公式ガイドブックファイナル「ラストエピソード」より)。
  32. ^ 公式ガイドブック「金田一少年の全事件簿」より。
  33. ^ 公式ガイドブックファイナル「ラストエピソード」より





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