都市工学科 土木工学及び建築学全般を専門とする学科

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都市工学科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 05:43 UTC 版)

土木工学及び建築学全般を専門とする学科

佐賀大学 理工学部 都市工学科

都市工学科は、1970年理工学部に設立した土木工学科がルーツで、1982年には建築系の建設工学科も創設。1997年に理工学部全体の改編にともない、土木工学科、建設工学科の両学科を統合し「都市工学科」を誕生させた。

このため、佐賀大学の都市工学科は土木系の都市環境基盤コースと建築系の建築・都市デザインコースという2つのコース制による教育カリキュラムを特徴とし、カリキュラムを支える専門領域は構造・材料工学、都市計画・交通計画、環境・マネージメント等の土木工学関連の専門領域と建築の専門領域双方に関わりを持つ分野の他に水環境・河川・流域水工学、地盤工学・道路工学といった土木工学社会基盤整備方面に密接なつながりを持つ分野と、建築歴史・意匠、建築計画・都市デザイン、建築環境工学といった建築学分野からなりたち、各専門領域が連携しあい一体となって教育・研究活動を展開している。

その他

都市環境工学科 / 環境都市工学科

その他の設置校

受験資格

造園施工管理技士

造園施工管理技士の受験資格は、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校、高等学校等で、国土交通省令で定める学科(指定学科)及びそれに準ずると認められた学科を卒業後、所定の実務年数を経ると得ることができる。具体的には、土木、建築、農学(農業土木、造園、園芸、林業等)に関する多数の学科が指定されており、都市工学科、環境都市工学科(大阪市立大学工学部など)、都市システム科、都市システム工学科も指定学科に含まれている(番号は11)[7]

また、指定学科に準ずる学科の例としては以下のものがある。なお、※の大学の学科については履修確認が必要である[8]

その他

都市工学科等の学科は、同様の名称の学科であっても、その研究・教育分野は学校によって異なるが、例えば東京大学工学部都市工学科のように建築に関する科目を履修可能な学科では、所定の科目を履修することにより一級建築士試験の受験資格を得ることができる[9]

土木施工管理技士技術士測量士等についても、履修した科目に応じて受験資格が得られる場合がある[10]


  1. ^ 九州大学が採用していたが、現在は地球環境工学科建設都市工学コース
  2. ^ a b c 古米弘明 (2012年11月1日). “都市工学科のあゆみ”. 東京大学工学部都市工学科. 2019年8月18日閲覧。
  3. ^ http://www.due.t.u-tokyo.ac.jp/research/faculty/lab/
  4. ^ 伊藤滋先生インタビュー”. 東京大学工学部都市工学科/東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻. 2019年8月18日閲覧。
  5. ^ 学部概要 - 学部紹介 - 都市科学部 - 横浜国立大学”. www.cus.ynu.ac.jp. 2019年12月19日閲覧。
  6. ^ 横浜国立大学都市科学部都市基盤学科”. 横浜国立大学都市科学部都市基盤学科. 2019年12月19日閲覧。
  7. ^ 指定学科について”. 一般財団法人全国建設研修センター. 2019年8月18日閲覧。
  8. ^ 【表 2】学校により指定学科に準ずると認められている学科”. 一般財団法人全国建設研修センター. 2019年8月18日閲覧。
  9. ^ 学歴要件(平成21年度以降の入学者に適用)”. 建築技術教育普及センター. 2019年8月18日閲覧。
  10. ^ 各種資格・免許について”. 佐賀大学理工学部都市工学科. 2019年8月18日閲覧。





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