都市工学科 土木工学全般を専門とする学科

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都市工学科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 05:43 UTC 版)

土木工学全般を専門とする学科

横浜国立大学 都市科学部 都市基盤学科

横浜国立大学都市科学部は同大学にとって50年ぶりの新学部であり、都市を形成する建築物および都市基盤施設の計画や設計および運用、維持にかかる課題や自然環境・社会環境を科学的に分析し総合的に学問する場とされている[5]。そのため、都市科学部に属する一部の学科は文理融合の学科として設置され、社会科学分野を専門としている。

都市基盤学科は、1978年に設立された工学部土木工学科を前身としている[6]。その後、理工学部の建築都市・環境系学科の一学科として再編されて、都市の基盤施設(インフラストラクチャー)に関わる技術やデザイン、政策決定、マネジメントを学ぶ学科として再定義された。

大阪市立大学 工学部 都市学科

前身の土木工学科は1959年に理工学部を、理学部・工学部に改編の際、設置された。2005年に土木工学科の名称を都市基盤工学科に変更。その後都市基盤工学科は2009年4月の学科再編により都市学科に再編した。1級建築士の受験資格が認定を受けていた土木工学科を都市基盤工学科に変更の際、本来得られる資格を国土交通省との連絡が不十分でカリキュラム不備となり、さらに大学は再び認定を受けるための申請が2009年4月まで遅れていた。2012年6月、実務経験を終え受験を申し込んだ卒業生に国土交通省から資格がないと連絡があり、発覚。申請できないという事態が起こる。 2008年までは改正前の条件なので、試験は当時、国土交通省が認定した学科を卒業し、2年の実務経験を経るなどすると受験できる制度であった。大阪市立大学#教育課程講座ミス参照。

東京都市大学 建築都市デザイン学部 都市工学科

もともとは1929年に武蔵高等工科学校創立時、土木工学科を設置するが、1949年の学制改革により武蔵工業大学に昇格する際、建設工学科を設置。1957年、建設工学科を建築工学科、土木工学科に分離し、2002年土木工学科を都市基盤工学科と改称。2007年に都市工学科に名称変更。

都市工学科は東京都市大学移行後も工学部にあったが2020年4月より工学部を改編し、理工学部への名称変更と建築都市デザイン学部を新設するのにともない、従来の工学部から建築学科と都市工学科が建築都市デザイン学部に移行。


  1. ^ 九州大学が採用していたが、現在は地球環境工学科建設都市工学コース
  2. ^ a b c 古米弘明 (2012年11月1日). “都市工学科のあゆみ”. 東京大学工学部都市工学科. 2019年8月18日閲覧。
  3. ^ http://www.due.t.u-tokyo.ac.jp/research/faculty/lab/
  4. ^ 伊藤滋先生インタビュー”. 東京大学工学部都市工学科/東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻. 2019年8月18日閲覧。
  5. ^ 学部概要 - 学部紹介 - 都市科学部 - 横浜国立大学”. www.cus.ynu.ac.jp. 2019年12月19日閲覧。
  6. ^ 横浜国立大学都市科学部都市基盤学科”. 横浜国立大学都市科学部都市基盤学科. 2019年12月19日閲覧。
  7. ^ 指定学科について”. 一般財団法人全国建設研修センター. 2019年8月18日閲覧。
  8. ^ 【表 2】学校により指定学科に準ずると認められている学科”. 一般財団法人全国建設研修センター. 2019年8月18日閲覧。
  9. ^ 学歴要件(平成21年度以降の入学者に適用)”. 建築技術教育普及センター. 2019年8月18日閲覧。
  10. ^ 各種資格・免許について”. 佐賀大学理工学部都市工学科. 2019年8月18日閲覧。





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