誓願寺 (荒川区) 概要

誓願寺 (荒川区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:23 UTC 版)

概要

999年長保元年)、恵心僧都源信によって開山された。源信が奥州(東北地方)に向かう途中、川の増水で渡れなかったため、「豊徳」という人物の家に泊まることになった。そして豊徳が自分の家を寺にしたのが由来である。当時は天台宗の寺院であった[2]

1598年慶長元年)、増上寺18世法主定誉随波によって、浄土宗の寺院となった[2]

境内には、徳川家康が巡見した際に腰かけたが2本あったといわれているが、現在は存在しない。他に狸獣墓(狸塚)が残されている[2]

墓所

  • 高田家(汐入の開拓者)

交通アクセス

脚注

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参考文献

  • 高田隆成、荒川史談会 著『荒川区史跡散歩 (東京史跡ガイド18)』学生社、1992年
  • 「小塚原町 誓願寺」 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ19豊島郡ノ11、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763978/35 

関連項目


  1. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 小塚原町.
  2. ^ a b c 高田隆成、荒川史談会 著『荒川区史跡散歩 (東京史跡ガイド18)』学生社、1992年、43-44p


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