臨夏回族自治州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 07:13 UTC 版)
経済
2002年のGDP(国民総生産)は前年より10.7%増の33億人民元。一人当たりGDPは前年比9.9%成長の1,778人民元。農業、手工業、建材、金融、水力発電、観光が主要な産業。特に臨夏市は蘭州のすぐ南にあるため州の商業・物流・工業の中心となっている。
観光
臨夏は自然と文化に恵まれている。州の北部、黄河が流れる永靖県には劉家峡ダムとその巨大な貯水池を有する。永靖はまた、岩窟仏で有名な炳霊寺石窟への旅の出発点でもある。乾いてごつごつした荒地のような地形には化石が豊富にあり、将来は恐竜のテーマパークの建設が提案されている。多数のモスクと寺院は臨夏の至るところで見られる。太子山自然風景区では美しい山の風景が見られる。2002年にこれらの観光地他へは40万の観光客(20%増)が訪れ、1億1000万人民元の経済効果があった。域内の豊富な丹霞地形、石窟、恐竜化石などにより、2024年にユネスコ世界ジオパークに指定された[2]。
臨夏はまた、蘭州から夏河のラプラン寺など甘粛南部のチベット人地域への旅の宿泊地となっている。
交通
道路
脚注
外部リンク
- ^ 甘肃省 - 区划地名网
- ^ “UNESCO names 18 new Geoparks”. UNESCO (2024年3月27日). 2024年3月30日閲覧。
固有名詞の分類
- 臨夏回族自治州のページへのリンク