第3次スーパーロボット大戦Z 第3次スーパーロボット大戦Zの概要

第3次スーパーロボット大戦Z

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 03:35 UTC 版)

第3次スーパーロボット大戦Z
ジャンル シミュレーションRPG
ゲーム:時獄篇
対応機種 PlayStation 3
PlayStation Vita
開発元 B.B.スタジオ
発売元 バンダイナムコゲームス
メディア BD-ROM
PS Vita 専用カード
ダウンロード販売
プレイ人数 1人
発売日 2014年4月10日
売上本数 38.1万本[1]
レイティング CEROB(12才以上対象)
デバイス クロスセーブ対応
ゲーム:天獄篇
対応機種 PlayStation 3
PlayStation Vita
開発元 B.B.スタジオ
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
メディア BD-ROM
PS Vita 専用カード
ダウンロード販売
プレイ人数 1人
発売日 2015年4月2日
売上本数 29.5万本[1]
レイティング CEROB(12才以上対象)
デバイス クロスセーブ対応
テンプレート - ノート

前作『第2次スーパーロボット大戦Z』(以下『第2次Z』)と同様の2部作構成であり、2014年4月10日に前編である『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』(だいさんじスーパーロボットたいせんゼット じごくへん・以下、時獄篇)が発売。2015年4月2日発売の後編である『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』(だいさんじスーパーロボットたいせんゼット てんごくへん・以下、天獄篇)と合わせてZシリーズの最終章となる。また、天獄篇の初回購入特典として、無料ダウンロードコンテンツ『第3次スーパーロボット大戦Z 連獄篇』が存在し、こちらは時獄篇と天獄篇の間を繋ぐストーリーとなっている。

キャッチコピーは「突貫せよ、永遠の“時”の牢“獄”を」(時獄篇)。「掃滅せよ、果てなき“天”の“獄”炎を」(天獄篇)。

概要

SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一作。シリーズカテゴリの一つである「Zシリーズ」の第4・5作目にあたり、『スーパーロボット大戦Z』(以下『Z』)から始まり、『第2次Z』を経て続いてきたZシリーズの最終章となる。

時獄篇
2013年12月24日の「聖夜のスパロボ生配信!」内で発表された。PlayStation 3(PS3)とPlayStation Vita(PS Vita)では初の版権作品を扱ったシリーズ作品となる[2]
『時獄篇』の初回限定封入特典として、シリーズ第1作『スーパーロボット大戦』のHDリメイク版がダウンロードできるプロダクトコードが付いてくる。
当初、『時獄篇』のPS Vita版はPS Vitaカードの容量などの問題でダウンロード専売を予定していたが、後に容量の問題が解決され、ユーザーからの要望もあったためパッケージ版も同時リリースされることとなった[3]
天獄篇
『天獄篇』は2014年12月12日の「スーパーロボット大戦 新作発表会」で正式に発表された。『天獄篇』の初回封入特典として、Zシリーズのオリジナルキャラクター、メカのみが登場する『時獄篇』の外伝的ソフト作品『第3次スーパーロボット大戦Z 連獄篇』がダウンロードできるプロダクトコードが付いてくる(なお、この作品は単独発売はされていない)。

あらすじ

時獄篇

大時空震動により次元の壁が崩壊して誕生した複数の多元世界。多元世界・UCWスーパーロボット大戦Z)で起きた多元戦争を終結させた特殊部隊ZEUTHは、時空震動により別の多元世界・ADW第2次スーパーロボット大戦Z)に転移してしまう。ADWの特殊部隊ZEXISと協力し、破界事変再世戦争を終結させたZEUTHは次元の穴アビスを通りUCWへと帰還した。しかし、帰還直後に大規模な時空震動である新世時空震動が発生し、UCWとADW、そしていくつかの世界が融合した新たな多元世界が誕生した。

新世時空震動から三ヶ月後、陣代高校に通うヒビキ・カミシロは、時空震動によって現れた謎の無人機から街を守るため、同じく時空震動によって現れた機動兵器・ジェニオンに乗って戦う。自らの目的のためにジェニオンに乗り続けることを選んだヒビキは、教育実習生の西条涼音をパートナーとし、地球を狙う様々な敵との戦うこととなり、ZEUTH、ZEXIS、そして新たな仲間を加えた部隊「Z-BLUEZ busters link universe & earth)」に所属することとなる。

そんな中、スペースノイドの組織・ネオ・ジオンが地球に対して宣戦布告を行う。その総帥となったのはかつてZEUTH、ZEXISで共に戦ったクワトロ・バジーナこと、シャア・アズナブルであった。困惑するZ-BLUEを他所に、戦況はますます苛烈になっていく中、スペースノイドアースノイドの戦いを激化させている組織ジェミニスの隊長・ガドライト・メオンサムがヒビキの父と姉を殺したテンシであること、そして地球の相対時間が停止する時の牢獄「エタニティ・フラット」が三ヵ月後に迫っていること、その裏には人類の進化を監視する謎の組織・クロノが関わっていることが発覚する。そして、そのクロノからやってきた戦士・アドヴェントは、クロノの中の「改革派」に属し、自らもヒビキと同じくテンシを追う者だと名乗り、彼を導くことを目的としてZ-BLUEに助力する。

激化する地球と宇宙の戦い、地球を狙う様々な敵、人類の敵であるバアル、そして謎の組織・クロノ、様々な思惑が交差する中でZ-BLUEは時の牢獄を破壊するために戦いを続ける。

天獄篇

時の牢獄「エタニティ・フラット」は破壊された。しかし、その先に現れたのはもう一つの地球「翠の地球」だった。そしてそれと同時にZ-BLUEの地球「蒼の地球」に星間連合サイデリアルが侵攻してきた。抵抗するZ-BLUEであったが、圧倒的戦力差を前に撤退を余儀なくされてしまう。

サイデリアル侵攻から二ヶ月後、蒼の地球はその75%がサイデリアルの手に落ち、新地球皇国(ガイア・エンパイア)として支配されていた。Z-BLUEは2つの地球をサイデリアルから開放するためにかつての仲間と新たな仲間を加え、戦い続ける。

しかし、彼らの前に立ちはだかるのは己の野望を貫く者、かつて倒したはずの敵、人類の敵・バアル、皇国のスフィア・リアクター達、スフィアを狙う男・アサキム・ドーウィン、そして遂に姿を現した多元世界最大の敵根源的災厄。

多元世界とスフィアを巡る最後の戦いの幕が上がった。


  1. ^ a b 【週間ソフト販売ランキング TOP50】PS4『NieR:Automata』が18.9万本で1位(2月20日~26日)”. 電撃オンライン (2017年3月2日). 2017年3月24日閲覧。
  2. ^ 『週刊ファミ通 No.1309』エンターブレイン、2014-1-9・16合併号、49-55頁。 
  3. ^ 第3次Z時獄篇 PS Vitaパッケージ版発売のお知らせ”. 熱血!必中!スパログ! (2014年1月22日). 2018年5月19日閲覧。
  4. ^ 実際には最終話後のエピローグでオリジナルの敵との戦闘があるが、こちらは倒す必要はない。
  5. ^ 2018年には、アニメ第4期『フルメタル・パニック! Invisible Victory』が放送。これらのキャラクターもアニメに登場した。
  6. ^ 四季童子 さんはTwitterを使っています” (2014年12月12日). 2014年12月14日閲覧。
  7. ^ ただしゲーム内の権利表記は『天獄篇』のものに準拠している。
  8. ^ 「第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇」,参戦作品をバンダイチャンネルで視聴して強化パーツをもらおう”. 4Gamer.net (2014年1月22日). 2014年3月8日閲覧。


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